思い出バトン
某所で拾いました。回されたわけではありませんが、ちょっとやってみます。なお本文中、カタカナの名前は仮名（←『AERA』風）。
１．小・中・高で一番の思い出は？
これ、それぞれの学校でのいちばんの思い出、ってことなのかな？
小：うーん、卒業式だろうか。涙滂沱でしたので。小学校は結構楽しくて、特に６年のときのクラスはとてもいい雰囲気で、先生も素敵な方だったので卒業するのがイヤだったのである。
当時好きだった、キムラさんというカワイイ女の子がクラスにいて、その子とは別々の中学校に行ってしまうことになっていたんだけれども、卒業式が終わった後、小学校の前の歩道橋からその子が帰っていく後姿をボケーっと見送っていたような気がする、ってあんまり面白くないな。なんか昔の『明星』とかに載ってるアイドルの毒にも薬にもならない思い出話みたいで。
中：部活の後輩の女の子に手作りチョコレートをもらったバレンタイン。「手作りチョコレート」という、自分には一生縁がないだろうと思われたアイテムを手に入れられたのにびびった。このへんの話はKingTowerさんやヌーさんあたりに口が酸っぱくなるほど話したネタですが、とりあえずその後輩が島袋寛子に似た女の子であったことと、そのチョコレートの中に手紙*1とプレゼントのボールペンが入っていたこと、卒業して７年後にその子と偶然再会したら子連れだったこと、などの理由で思い出深いです、マル。
高：ない。
いろいろ思い出してみたけど、自分の高校の授業や行事絡みではない。ひたすら、大学に入るための待機期間だった。やっていたことといえば昼休みに学食へ飛んでいってメシをかっ込み、そのあと隣の図書館で本を読んだり問題を作ったり、だった。部活もやってなければ、男子校だったので女の子との思い出もない。強いてあげれば学食のカツ丼の匂いと図書館の書架の黴臭い臭いぐらいだ。何だろう、卵（小）と幼虫（中）があってサナギって感じかな、高校時代って。
２．一番お世話になった先生は？
小学６年生のときの担任だったオオタニ先生。とてもひょうきんだけど、アツい先生だった。授業が楽しくて楽しくてたまらなかった。私の通った小学校から離任されるときには中学の授業を休んで花束を渡しに行き、先生がとても喜んでくださったのを覚えている。
違う学校に転任されても、私が出た番組のビデオを自分の担任の生徒に見せて「先生の前の教え子だ」と自慢（？）してくださったと聞かされたときは嬉しかった。なお、違う意味でお世話になった先生なら中学のと（略）。
３．得意科目は何でしたか？
国語。小・中・高と進むに連れて得意科目が減っていく中で、最後まで残った得意科目が国語（現代文）だった。高校３年間で一度だけ４（５段階評価）を取ってしまい、オール５を逃したのは今でもほんのちょびっとだけ悔しい。
４．苦手科目は？
すべての理数教科、およびすべての技能教科。
小学校５年のときに、算数・理科とは訣別した。お互い話し合い、「俺達、互いに必要としてないんだな」「もっと違う場所で、もっと違うふうに出会えてれば、もっと好きになれてたかもね、私達」などという別れ話の末、理数系科目とはお別れしたのである（高校は、入試科目に数学がない学校を探して入った）。ところで「数学は論理的な学問」などとよく言われるけれども、私はまるっきり数学が出来ないが自分を非論理的な人間だと思ったことはないし（むしろ論理的なほうであると思っている）、数学がよくできるのに言葉を使って何かを人に論理的に伝えるのがあまり上手でない人間をけっこう知っている。
技能教科については、音痴でスポーツができなくて不器用な私にとっては12年間続いた「苦役」であった。
５．思い出に残ってる学校の行事を３つ
あんまりないなぁ。順不同で書くと…
①箱根の林間学校（小５）
１日中山道を歩かされた。有賀さつきもビックリ。
②日光の修学旅行（小６）
ウケ狙いで、キャラにまるで合わないミッキーマウスのすんげぇかわいいパジャマをわざわざ買って夜着てみたら、ドン引きされた。
③京都の修学旅行（中３）
自由行動中、私服を着て同志社大学の構内を歩いていたら就職活動情報のフリーペーパーを手渡され「中３なのに大学３年に間違われた男」としてクラスで軽くヒーローになった。
６．クラスでのキャラは？
成績も教師のウケもそう悪くないほうだったので、学級委員長とかをやらされる系のキャラだった。スクールカースト的にはスポーツもできない、イケメンでもない、何か面白いことを言うわけでもない*2と、比較的下位に位置していた。
７．学生時代の呼び名は？
小・中学校時代は「一斗」のうえ２文字を取って「とまくん」。高校時代は「クイズ」。
９．バトン回す方
回さないので、欲しい方は取っていってください。
小・中・高の思い出って私の場合、むしろ学校とは関係ない「場」に多かったんだな、と気づいた。それが良いことなのかそうではないのかはわからないけれど。
