中国語では、「アメリカ人」のことを/

mykissmykissさん、no-dashさんにご回答をいただいてしまいました。気を遣わせてしまい、申し訳ありません。特にno-dashさんは正解をご存知だったようで、空気を読んで最初に回答するのを見送っておられたようですね*1。いやはや恐縮です。
というわけで、改めて問題を振り返り、正解を発表いたします。

Q.戦前の女学生の隠語で、不美人のことを、結婚できそうもない、という意味を込めて「○○面(づら)」と呼びました。
さて、○○に当てはまる言葉は何でしょう?

正解は…「卒業面」でした! ということでno-dashさん正解! お見事です。
かつて女学校の生徒達は、在学中に結婚が決まるとすぐ退学して、そのままお嫁入りなり花嫁修業なりをするのが常でございました。言わば「寿退社」ならぬ「寿退学」ですね。なので、結婚できない不美人の人は途中で退学することなく、そのままずるずると卒業まで学校にい続ける、という意味で「卒業面」と呼ばれたのだとか。いやぁ、おそろしい話でございます。しかし、現代ではまったくもって通用しないというか、まぁ死語中の死語といえるでしょう。
ちなみに香淳皇后も、1918年3月に皇太子裕仁親王のお妃に内定し、当時在学中だった学習院女学部中学科を退学されています。なんとまだ15歳にもならない頃ですよ。時代でございますなぁ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E6%B7%B3%E7%9A%87%E5%90%8E#.E7.94.9F.E6.B6.AF
ちなみにセニョさんが言っていた、じゃない、セニョさんが紹介していた『ツービートのわッ毒ガスだ』の中の「地平線ブス」っていうのは私もなんとなく覚えています。同じように「1円玉ブス」(その心は「これ以上くずしようがない」)というのもなかったでしたっけ? あ、私が言ったんじゃないですよ、ツービートが言ったんですよ。
前にもここで書いたことがあるような気がしますが、世の中には2種類の女性しかいません。素敵な女性と、とっても素敵な女性と。




井上章一の『美人論』、陶智子の『不美人論』を参考に出題しました。人気blogランキング

*1:実はもうおひと方、こちらの読者様で答えをご存知でありながら、空気を読んでくださった方がいらっしゃいました(ケータイにメールで答えをお寄せいただいています)。