一斗・S・茶太

私は、(他人からはまったく真逆に見られることが多いが)性向的にSである。Sっ気がある。
もう気付いたら南に向かっているし、N極の磁石と引き合うし、Tシャツはいちばん小さいサイズのをムリヤリ着て、カラオケで歌うのはミスチルの『【es】〜Theme of es〜 』と椎名林檎の『丸の内サディスティック』のみ、というくらいの徹底ぶりだ。ここまで来たらSというか、「ハードS」と言っちゃってもいい。コンタクトレンズか。
もちろん、ふだんは良識の仮面をかぶり、何食わぬ顔で、日常生活を送っている。しかし、ひとたびその仮面を脱げば、自らの本性を現してサディスティックな一斗になる。ミカバンドもビックリなくらいに。タイムマシーンにお願いだ。
であるからして、私のアタマの中には、仮面の下に隠された、様々な「このようなサディスティックなプレイがしたい」という欲望が日々、渦巻いている。Behind the Maskだ。YMOだ。ってさっきからチョイチョイ高橋幸宏がチラつくな。きっと彼もSなんだろう。
といっても、「ハードS」な私をナメてもらっては困る。なんてったって「ハードS」なんだから、もう手加減なしで容赦ない、他の追随を許さないSプレイを私は求めている。
たとえば「美女が牛乳を飲んでるところに下らないギャグを言って吹かせて、リアル『鼻から牛乳』プレイ」とか「1時間正座して足がメッチャ痺れている美女の足の甲を揉みしだきまくりプレイ」とか「唇が荒れててあまり大口を開けられない美女をお腹ペコペコにさせて、ビッグマックをふるまうプレイ」とかである。
ああ、なんとサディスティック! これが仮面の下の私の本性なのだ。オレの中にケモノがいる。
というわけで、これを読んでいる皆様の中で、もっともっとハードで私のS的性向を満たすプレイを思いつく、という方がいらしたらぜひ教えていただきたい。
なお、このようなことを人に言うと決まって「お前、『S』じゃなくて『B』だよ」と言われる。どうやら「B」とは「Baka」という言葉の頭文字らしい。




でも基本的には小心者でヘタレである。人気blogランキング