がばい優勝

私にしては大変に珍しいことで、どういう風の吹き回しなんだ、と言われそうですが、昨日は甲子園の決勝戦をTVで観戦しておりました。
なぜかと申しましても、別にまぁ特段の理由はないのですが。ただ、甲子園の優勝校というとどうしたって野球留学生バンバン、特待生ガンガンの私立か、公立でも古豪のナンタラ商業か、じゃないですか。いや、詳しい人に言わせたらそうでない例だってあるのでしょうが、あまり詳しくない私にはそんなイメージがありまして。だからして、公立の普通科が決勝に進出、しかも対戦相手は強豪の私学、ということでちょっと注目してみてしまったのでした。やっぱ判官びいきで公立を応援したくなっちゃうじゃないですか、私自身は私学(しかも甲子園優勝経験校)出身なんですが。副島くんの逆転満塁ホームランには思わず目頭が熱くなりましたよ、見てませんけど。すいません、7回で0−4になったとき「ああ、こりゃダメだ」と思って一旦TV消したんです。ヘタこいたー。
さてさて、佐賀北ナインにとっては忘れられない夏となった今夏ですが、当事者でない我々にとってもキ○チガイじみた暑さ(←伏せてなくね?)で記憶に残る夏でございました。各地で熱中症で亡くなったり、倒れられたりした人も多く出る中、甲子園の(文字通りの)「熱戦」は、見ているこっちがゲロ吐きそうなくらいな勢いで。本気で、試合中に倒れたりする球児も出るんじゃないの? と心配になりました(実際いたのかな? どっかの監督は倒れましたよね)。
なんだってまた、あんな猛暑の炎天下でやらなきゃいけないんでしょうかね。大会日程がカツカツで余裕がないゆえの強行スケジュールはつとに批判されていたところでありますが、日程のみならず、気温・天候への配慮についても一考の必要はアリなのではないかと思います。死者とかが出てからじゃ遅いですからね。だいたい今日び、プロ野球は軒並みドーム球場で試合やってるんですよ。負けても負けても、百数十試合もチンタラやれるプロ野球と違って一戦一戦が真剣勝負、明日なき戦いの高校球児にもドーム球場を使わせてあげてもバチは当たらんのではないでしょうか。幸い、甲子園からそう遠くないところにあるじゃないですか、ドーム球場
まぁもしそうなったら、我々はあの名作アニメで「めざせカッちゃん、京セラドーム」というなんとも腰砕けなセリフを聴かなくてはならなくなりますが。でも球児の健康には換えられません。
ところでエースの久保くんが「はなわ」に似てるって思ってたのはやっぱり私だけではなかったのですね。なんか安心(?)しました。




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