力士急死事件に思う

最近は、格闘技など以外でも普通に使われるようになってきて、私もこのブログなどでときどき使うのですが、「ガチンコ(ガチ)」という言葉があります。「手加減なしの、本気の」という意味ですが、もともとこれは相撲から来た用語です。八百長なし、手加減なしの取組のことを表していたようですが。
ということは、手加減なし、本気の「かわいがり」(なのかリンチなのかは今後の捜査の進展により明らかになるのでしょうが)で痛ましい結果になったあの力士は「ガチ被害者」ってことになりますね。なんだ、「拉致被害者」みたいだな。いや、よく考えたら逃げても執拗に連れ戻されてるわけだし、半島の北の国なみに角界の内情、内幕ってのはわかりにくいから、北朝鮮拉致被害者を連想してしまう部分もありますね。まぁ北朝鮮でさえ何人かは生きて返してくれたわけですが、時津風部屋は物言わぬ体で返しちゃったわけですから。かの国と資本主義勢力との境界は「竹のカーテン」と呼ばれていますが、日本相撲協会と世間との境界は「肉のカーテン」とでも呼んだらいいのかもしれません。んじゃあ現理事長も、今後は北の国理事長とか名乗ってみてはいかがでしょうか。




「肉のカーテン」といえば『キン肉マン』だけどな、普通は。人気blogランキング