驚愕。あるいは時代の流れ。

母校の高校が、再来年ぐらいに共学化されるという話を聞いた。
数年前 姉妹校である別の男子校が共学化したが 今度はうちがそうなるということらしい。
これも時代の流れなのだろう。いまや私大は生き残りをかけて、どこも付属校改革に乗り出している。数年前には明大明治がやはり移転して共学化したし、中央大が山手女子を付属校化したり、慶應が新しく付属小学校を開校したりしてもいる。そうした中で 母校もその流れから取り残されるわけにはいかないのだろう。
でも。
午前中の授業を全部爆睡して昼休みに起き出し、「ほら、朝勃ちしちゃったよ」などと言ってズボンの前を見せびらかしてみたり。
10分しかない休み時間に、学食までダッシュしてカツ丼を平らげて戻ってきて「いやぁ、意外とできるもんだな」と言ってみたり。
夏の暑い日にパンツ一丁で授業を受けてみたり。
「タマ毛を利用してキン○マに波平の絵を描こうと思ったんだけど失敗しちゃってよ〜」って語るやつがいたり。
便所のサンダルを勝手に失敬してきて、マジックでスウッシュを書いて「NIKEだ」と言って履いてみたり。
もっとえげつないことはいくらでもあるけど。
そういう男くさい風景とか時間は、そういう流れの中でもう戻ってこないんだなぁと思う。
校舎は移転しないらしいけれど、あとしばらくしたらあの駅で降りても、私が通った母校には もう行けなくなってしまうのだ。
あの校内を女子が闊歩する姿を想像するのは、恋人が自分と別れたあと、他の男と歩く姿を想像するのと同じように難しい。



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