イスラム国に思う・その2

古くは玄倉川で流されたキャンパーたちといい、少し古くはいわゆるイラクの「三バカ」たちといい、直近ではバックカントリーをやって遭難した髪型お笑い大賞のスノーボーダーたちといい、そして今回捕えられた二人といい。
本当に日本人てのは、『しちゃいけないと言われていたことをして』、その結果『他人に迷惑をかけたり、危険にさらした人間』については容赦ねえな、と思う。ボッコボコに叩いてもいいと。なんなら死ぬまでやっていいと。
これはしかし、なんの不思議もないことだ。だって我々日本人は、おそらく一人の例外もなく、子どもの頃からこう言われて育ってきたはずだ。「人に迷惑をかけてはいけません」、と。
「あんな危険なところに行ったのは自己責任なんだから、死んで帰れ」。この声が溢れるていることを、教育学者は喜ぶがいい。いや、喜ばなくてはならないはずだ。たぶん。
「『死んで帰れ』だなんて、同胞を同胞とも思わないのか」。そりゃ思わない。「人に迷惑をかけてはいけない」と言われて育っている我々からしたら、そんな迷惑をかけるやつは「日本人ではない」からだ。たぶん。



私はもちろん、人質全員の無事での解放を願っておりますが。人気blogランキング