文春よりエゲつないし垢抜けないよね

先週発売の『週刊新潮』の「黒い報告書」を読んだ(そもそもあれ自体、積極的に読むほどのページじゃないけど)。今回の副題は「名古屋の『草原』で『黒い獣』は疾走した」*1。市内のセクシーパブ(これも何なんだか)で働く女性が、従業員のナイジェリア人と愛欲に溺れるが、最後には殺されてしまうという、いつもとだいたい同じようなストーリーである。
いやぁ、ヒドいぞw。内容がヒドすぎる。何が「最近の事件をヒントにした創作です」だw。失笑を通り越して哄笑しただよ。何しろ主人公である名古屋人の扱われようがぞんざい極まりない。「ヒャーリャート(ハイライト)」なんてホントに言うのか、名古屋人? 「たまらんがね」「どえりゃあ」も官能小説の文脈で使われると必要以上に下品だ。そう感じるように作者が書いてんだからしようがないけど。
名古屋人はすべからく読むべし。そして怒るべし。


「空港や愛・地球博は、今日も世界の人々を集めている」というとってつけたような結びにも脱力。人気blogランキング

*1:「草原」が何のメタファーかわかったときにはガックリと力が抜けてしまった。くっだらねぇ〜。