で、改めて1月15日のことを

書きます。珍しく、「私が参加した」クイズの話です。当ブログでもお世話になっているyasu777さんが中心になって開催された「×[Ⅳ]」(バッド・フォー)という大会に参加してきました。当初、予定があったのでエントリーをしていませんでしたが、その予定がなくなったので当日のキャンセル枠で出場することに。ムダにやる気を出して、12時受付開始のところを11時に行ってみたら、案の定会場にはスタッフ以外の人はまばら。コーヒーなぞ飲んで小一時間ほど時間を潰していたらヴェイユくんが、そしてdavideさんがご登場。davideさんは観戦するかもしれない旨、ブログでちょっと書かれていたが、観戦ではなく私と同じようにキャンセル枠で出場されるとのこと。しばらく近況報告などをしつつ立ち話をする。「ちょっと若返ったんじゃない?」と、生まれてこの方ほとんど言われたことのないことをdavideさんから言われ(茶髪にしたからなのだが)、喜んでしまう。受付が開始され席に陣取ると、しばらくしてKingTowerさん、saiyaさんもお出まし。ダラダラ喋っていると、20分ほど押して大会が開始された。
この「×」という大会、名前のとおり今回で四度目の開催なのだが「1問でもお手つきや答えを間違えたら失格」という、大変厳しいルールで全体が貫かれているのが大きな特色である。そんな大会に、私のような落ち着きのない人間が向くわけがないと今まで敬遠していたので、今回が初参加。なので正直、早々と失格してしまうだろうな、と思っていた。
で、そんなルールなものだから第1ラウンドの3問正解勝ち抜けのセットから、過去の優勝者やKingTowerさんなどの実力者が失格という波乱の展開。うわぁ、こりゃキツいぞと思っているうちに自分の出るセットになる。もう間違ってもいいから今日はテキトーに、自分がどこまで押せるか試すか、ぐらいの気楽な気持ちで出てみる。ところが。
「1844年に機関車からトランペットを吹き続けるという実験により/」「1927年にシド・グローマンによって建設された/」「ネコはネコ科の動物ですが、ウミネコ/」とポンポンと連取し、あっさり5問目で一抜け。2006年初の大会参加は、比較的ナイスな感じで幕を開けた。
第2ラウンド。3分間矢継ぎ早に問題が出され、3分終了時の得点上位から勝ち抜け、というルール。第1ラウンドで一抜けすると、第2ラウンドでは「8人中7人勝ち抜け」というセットに組み込まれるという大変大きなアドバンテージを与えられので安心する。noda-shuさんなど手強いメンバーが同セットにいたが、とりあえず焦らないで、たとえ7番目でも抜けられればいいや、などと殊勝なことを考えていた。しかし、第1ラウンドの勢いが残っていたか、開始2分・17問目までで7ポイントを叩き出し、一抜けを確定させる。このセットでも、上位で抜けると次のラウンドを免除されて準決勝シードからというアドバンテージがあるので重畳。別セットではdavideさんも一抜け。またsaiyaさんは第1ラウンドの結果、「8人中1人勝ち抜け」という鬼のようなセットに組み込まれつつも8ポイントを稼いでの勝利を演じてみせた。流石。
で、第3ラウンドは飛ばして準決勝*1。4問正解で勝ち抜けだったが、私は3問まで積み上げたものの、ここで失格。押すかどうか迷った結果、他の参加者に取られたりスルーにした問題が、実は自分の頭に浮かんでいた答えで正解という状況が何度も続いたことに業を煮やし*2、「1910年代半ばにヨーロッパで起きた芸術運動で/」で暴発して終了。無念なり。ここではsaiyaさんも失格、noda-shuさんとdavideさんは決勝へ。
ファイナルは、ただの1問も間違えずに13問正解しなければならないルール。noda-shuさんが12問正解でリーチをかけるも、惜しくも準優勝という結果に。しかし、お見事な戦いぶりでした。
まぁ今年一発目に参加した大会、正直結果的には不満が残るものでしたが、今年もぼちぼちやれそうだな、という感触は何となくつかめたのでよしとする。ここ一、二年、仕事以外のクイズとは一時期に比べて縁がない(だから当然、自分は「解答者」にはならない)のでどうなることかと思ったけれども。
大会後は中目黒に移動し、beckenさん、davideさん、KingTowerさん、saiyaさんといった顔ぶれで、いつもの焼肉屋でいつものやかんピッチャーを。肉を貪りながら、ここで書く訳にはいかない話から、書いてはヤバい話までいろいろと花を咲かせる(ってどんな話をしてたんだか)。何しろスタッフの方の手際よい進行で大会が17時過ぎには終了、18時前には飲み会スタートという素敵なことになったため、ゆっくりと飲めた。二次会では居酒屋に移動して、クイズとかのお話を少々。KingTowerさん、saiyaさんという、クイズのスタイルは私と違えどリスペクトできるプレイヤーから、元気の出るような嬉しい言葉をもらえた。おぼろげな記憶だが「俺、泣いちゃうぞ」なんて何度も言ったような気がする(←やれやれ)。
そんなこんなで楽しい日曜日が終了したのでした。こちらをご覧になっているスタッフの皆さん、参加した皆さん、お疲れ様でした。



というようなことを書こうとした結果、↓ああなったわけです。人気blogランキング

*1:第3ラウンドでは、リーチの局面から勝負をかけたヴェイユくんが惜しくも失格。

*2:やはりこういうところで知識のあやふやさは足を引っ張るねぇ。「耳垢」とか。