最近気になるあのひと

江口のりこさんという女優をご存知だろうか。
映画『スウィングガールズ』ではヤル気のない楽器店店員を演じていたあのひと。昨年、キリン「一番搾り」のCMで風呂に入ってる佐藤浩市にいきなり「タコ好きー!?」と叫んでいたあのひと。現在オンエア中の『時効警察』では無表情なサネイエ役を演じているあのひとである。

最近、この人が気になって仕方がない。何がいいってこの地味な顔、薄味の顔がである。冗談でなく本当に、私は「地味な顔の女性」が好きなのだ。また、今まで言う機会もその必要もなかったので特に表明はしていなかったが、私は「一重まぶたの女性(切れ長で細かったりすると尚可)」にもグっときてしまう性質を持っている*1ので、彼女の顔は「ド直球のストライク」といってよい。これで眼鏡でもかけられた日には、もう私の中では「盆と正月とクリスマスがいっぺんに来たような顔」と判定される。あえて「萌え」という表現を使うならば、「『萌え』のジェットストリームアタック」である。また声もちょっとハスキーでいい感じなんだな、これが。
ちなみにプロフィールはこちらでございます。http://www.knockoutinc.net/profile/eguchi.html
いやぁ、私より年下なんだねぇ。地味な顔の人って基本的に年上に見られる傾向があるけれど、「一番搾り」のCMで見たときには、年下とまではとても思えなんだ。本名は「徳子」って書いて「とくこ」って読むんだそうで。これ絶対、誤読されまくって業を煮やし、ひらがなに、しかもひと思いに「のりこ」にしちゃったんだろうなぁ。けっこう映画にもたくさん出ていらっしゃいます。『ドラッグストア・ガール』は観たんだけど、どこに出てたっけ? 『パッチギ!』はこれから観るので、何役で出ているかチェックしなくては。
そんなことより、主演を務めた月とチェリー(R-15)です。月とチェリー【ラブコレクションシリーズ】 [DVD]
これも観たんだけど、ダイタンな濡れ場でオールヌードに挑戦しておられます。何しろ「大学の官能小説研究会の部員で、作品の取材のために手近な男と片っ端から寝る」という役どころだってんだからハンパじゃない。でも作品は、けっこう笑えて最後はちょっと切なくなる、さわやかな仕上がりになっているのでそんなにエロくないです。主人公・真山葉月の「奔放で、自分の小説を面白くすること以外何にも考えてなくて、さばけてて常識はずれ」な役柄をすごく自然に演じていて、最後まで引き込まれて観てしまった。オススメの一本。
っていうか今年あたり来ねぇかなぁ、「地味顔ブーム」。もういいよ、蛯原友里とかそのへんの「ごちゃごちゃした美人」は。見飽きた。食傷。そろそろ来るよ、「地味顔ブーム」。バブル末期に男の「しょうゆ顔」が流行ったけれども、ちょいとまたバブってきそうな気配(ってライブドア冷や水をぶっかけたけど)の昨今、今度は女性でそういう和風で薄味な顔立ちの人が持てはやされるんだって、きっと。まぁそういうブームが来るか来ないかはともかく、江口のりこさんには注目していこうと思う次第。当ブログ、これからは「方言美人」とともに「地味顔美人」の発掘にも力を入れていく所存。皆さんも素敵な「地味顔美人」を見かけたら教えてください。



しかし当の女性は「地味顔美人」と言われても嬉しくないだろうな…。人気blogランキング

*1:関係ないが、私の母親も一重まぶたである。根拠はゼロのくせに妙に説得力のある「男はみんなマザコンロリコンという説に、傍証を与えているようでなんか悔しい。むろん、私の「一重まぶた好き」と母親とは無関係である(と思う)。