犬猿の仲

いやぁ、ライブドアショックの余波がまだ盛大に残っている昨今、皆様いかがお過ごしですか? 詳しい事情は知りませんが、元側近の関連会社副社長が自殺と、いよいよもってキナ臭くなってまいりました。
で、ライブドアといえばフジサンケイグループなんですけれど、もう地検の捜査が入ってからこっちのはしゃぎっぷりが、タイヘン素直でよろしいのね。というわけでちょっくら古いですが、一昨日、18日の産経新聞産経抄」(朝刊一面のコラム。朝日でいうところの「天声人語」)がこちら。
http://www.sankei.co.jp/news/060118/morning/column.htm

堀江貴文社長を論じるとき、しばしば比較されるのが、戦後の混乱期に「光クラブ事件」を引き起こした山崎晃嗣(あきつぐ)という人物だ。昭和二十三年、東大在学中にヤミ金融光クラブ」を設立。商店主らに高利で金を貸し付け、事業を急拡大させて世間を驚かせた。
(中略)
「私は法律は守るが、モラル、正義の実在は否定している。合法と非合法のスレスレの線を辿(たど)ってゆき、合法の極限をきわめたい」。山崎が残したこんな語録は、確かに堀江社長の日ごろの言動とよく似ている。

すごいね。なかなかないですよ、天下の公器たる新聞の一面コラムで、婉曲に「毒でも飲んで死ね」なんて言われちゃうの。



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