今度う講演(フリー根多場ッティング)

来月、母校の高校で講演をすることになった(本当である)。進路も決まり、大学進学を控えた3年生に対して、「いま現在、自らのキャリアを形成しているOBの社会人から、今日の社会と自己の進路、人生について高校生に語る」という趣向なのである。いや、この設定そのものがネタフリか、タチの悪い冗談だと思ってるでしょう? これがホントにマジで来た依頼なんですよ。我が母校もなかなか洒落のキツいことをするものである。「優秀な成績で本校をご卒業され、豊かな識見と幅広い経験をもって社会でご活躍されているOBである」私に白羽の矢が立ったんだって。依頼をしてきた先生は「あの番組」もご覧になっていたというので(もちろん事前に教えてなどいない)、私がいま、どんなことをしている人間なのかはご存知のはずなのだが、こんな奴に任せるなんて正気なのだろうか。もしかして手の込んだ「ドッキリ」だったらどうしよう。思わずメールの誤送信を疑ったが、確かに「一斗茶太様」宛てになっている。私にスピーカーが務まるのかは大いに不安だが、とてもとてもお世話になった恩師からのご依頼なので、謹んでお引き受けすることにした。
しかし、いざ講演といわれ論題を設定されても、どんなことを話していいものやらわからない。というわけで当初は、私が喋る際に何か少しでもヒントになるように、みなさんに「十題話」よろしく、講演する際に織り込む「お題」を出してもらおうと思っていた。が、以前やった二回で「高橋ユニオンズ」や「つるかめランド和田町店」や「蛇の目の湯名人」といった遠慮会釈ない球を放ってきた皆さんのこと、きっと「小倉一郎」だの「児童売春」だの、高校生を前に「キャリア形成と社会と人生」を語るには甚だ不向きなキーワードを出してくるに決まっている訳だ。
というわけで思い切って、皆さんに自由に講演の内容を書いていただこうと思っている。ルールは以下のとおり。


・私の書いた文章に続ける形で、各人が少しずつ書き足していく
・一人につき、書く回数は自由だが、一回の書き込みは1行以上10行以下とする
・一回の書き込みは、次の人が続けやすいような形にして終える
・上述した、講演の本当のテーマおよび「高校生を前に話す」という前提は考慮しなくてよい
・書き込みがある程度の数になったら、再び私が書き込みをして完結させる。私が書き込みをした時点で終了となる


要領はおわかりだろうか? どんな内容になるのか楽しみである。もしも万が一、できあがった文章が存外イケてたら、まんま使うかもしれない。絶対ないけど。では張り切っていってみましょう。


「えー、皆さん、はじめまして。ただいまご紹介に預かりました、19**年度、第×期卒の一斗茶太と申します。本日はお招きいただきましてありがとうございます。今回は、『キャリア形成と社会と人生』ということで話をしてほしい、というご依頼ですので、私ができうる範囲で、皆さんにお話したいと思います。まず、皆さんにいちばん先に言っておきたいことは、
さぁ、続きは任せました。よろしく。



ちょっと新しい試みですけども。人気blogランキング