むしゃくしゃしてやった、どこでもよかった。
昨日、とうとうやってしまった。
最近勉強ばかりしててストレスがたまっていたので、普段だったらきっとやらないようなことを、つい衝動的にしてしまったのだ。
今まで自分の中で、これだけはすまい、と心に決めていた。しかし、とうとうその禁を犯して、あのような行為に及んでしまった…。
ということで行ってきました。
一人カラオケに。
今まで一人映画、一人海外旅行から一人焼肉、一人食べ放題など数々の「おひとりさまミッション」を遂行してきた私ではあるが、一人カラオケはさすがに躊躇していた。
「ちょｗｗｗおまｗｗｗ一人カラオケｗｗｗ。どんだけ友達いねぇんだよ」と思われそうでイヤではないか、と。しかし「おひとりさま」の先達には「行ってみちゃえばどうってことないよ。かえって気楽でいいよ」という人も多い（davideさんのブログで茶蔵さんにそのように言われたこともあった）。確かに一人の気楽さは魅力だ。そうはいってもカラオケの受付に行き「何名様ですか？」と訊かれて「一人です」と答えるまでに、破らなければならない壁、振り絞らなければならない勇気がある。
だが昨日、私の中にたまっていたフラストレーションと、思い切り歌ってそれを発散したいという衝動が、私に壁を破らせ、勇気を振り絞らせたのだった。
足を踏み入れたは、場所は伊勢佐木町のカラオケ館。受付の店員が女子高生バイトっぽくてキョドるが、今さら後には退けない。
「お一人様ですか？」
「はい…」
おい、茶太！ 声が小さいって！ お前がやろうとしてることは犯罪でも何でもないんだって！ もっと自信持てって！
しかし我知らず声は小さく、目は伏目がちになってしまう。「機種はどちらがよろしいですか？」と問われ、何も考えずダムを選ぶ。かくて伝票が発行され、私は初めての「一人カラオケ」の舞台へと赴いた。
しかし、ここでアクシデント発生！ 部屋に入って歌本を見て知ったが、ダムには私がどうしても歌いたい、というかこれを歌いたいからわざわざ一人カラオケをしようとまで思ったスキップカウズの曲が入っていないのだ。どうしよう、ここまで来ておめおめと、歌いたい歌も歌えずに帰るか？ それとも店員に言って機種を変えてもらうか？ えっ、一人で来てるくせにそんな図々しいマネするの？ しかし、ひとつの壁を破った私は大胆になっていた。すぐ受付にとって返すと「あ、やっぱりUGAで」とリクエスト。威風堂々リクエスト。UGAには無事スキップカウズも入っておりひと安心。
そんなわけで私の初ソロライブin伊勢佐木町がスタートしたのであったよ。
セットリスト
１．近くて遠い（スキップカウズ）
２．君が思い出になる前に（スピッツ）
３．流れ星（真心ブラザーズ）
４．恋はいつも幻のように（ホフディラン）
５．Way of Difference（GLAY）
６．国道二号線（ガガガSP）
７．Over（Mr.Children）
８．月光（爆風スランプ）
９．Maybe Blue（ユニコーン）
10．Sailing day（BUMP OF CHICKEN）
ＥＮ
11．君が思い出になる前に（スピッツ）
12．近くて遠い（スキップカウズ）
なんだよ、セットリストって。ていうか「ＥＮ」ってｗ。
それはさておき、いやぁ、存外よかったです。一時間、好きな曲を誰にも遠慮せず入れまくりの歌いまくり。気持ちいいったらありゃしない。誰かに聴かれるわけではないから、普段は歌わないようなアーチストやうろ覚えの曲も気がねせず歌える。いや、別にいつもそんなに気がねしてカラオケに行ってるわけではないんだけど。あと好きな曲を二回以上歌ってもノー問題ね。誰からも求められてないのにアンコールまでしちゃったもの。自分だけしか知らないような曲も熱唱だ。『近くて遠い』を思う存分歌えて満足です。ヘンな話だが、比較する対象がない分、自分の歌が上手く聴こえるような気もする（『Maybe Blue』なんぞは我ながらいい感じだった）。いいことずくめだ。
というわけでハマりそうな予感の一人カラオケであった。あ、そういえば『One more time,one more chance』を歌うの忘れたよ。桜木町の近くで歌ってたのにｗ。
でも、やっぱり楽しいのはみんなで行って歌うことですな。ちょっといまバタバタしておりますが、来月半ばくらいには落ち着きますので、その暁には誰か一緒にカラオケ行ってー♪ 私と歌って遊んでくださる方を熱烈募集。昨日はシラフだったので、今度は飲んで騒ぎたいものであります。
