瞳そらさないで

昨日、コンタクトレンズのケア用品を買いに、いつも利用する横浜の某店に行った。ここは値段が安いということもあり、初めてコンタクトを作ったときからずっと利用しているのだが、店員さんに若い女性が多いという特徴がある。
ときに皆さんは、「ワンデーアキュビュー ディファイン」という使い捨てコンタクトレンズがあるのをご存知だろうか?
詳しくはリンク先をご参照いただきたいのだが、要はレンズの中に黒いふちどりが描かれているため、装用すると瞳の輪郭がはっきりとして、目が大きく見えるというものだ。
さて今日、私がその店でケア用品を選んでレジに持っていくと、応対してくれた店員さん(やはり若い女性)の胸に、名札のようなカードがかかっている。よく見ると「ただいま『ワンデーアキュビュー ディファイン』装用中。瞳のくっきり感をお確かめください!」みたいなことが書かれている。実演(実用?)販売ってわけだ。違うかな。
私は、「え? いまこの人、『ディファイン』つけてるの?」と思った。CMで何度か見たことはあるが、実際つけてみるとどの程度違って見えるのだろう、と興味をそそられたのである。
しかし、だからといって「すいませんが、あなたの瞳をもっとよく見せてくれませんか?」などと言うわけにはいかない。実際に「ディファイン」をつけた目が果たしてどうなっているか、ものっそい気になっているのだが、それをガン見して(つまり瞳を覗き込んで)確かめるというのもちょっと恥ずかしいではないか。仕方がないので、その店員さんの目を(あくまでさりげなく)極力見るようにしてみたのだが、店員さんが伏し目がちに会計をしやがるもんだから、結局「ディファイン」をつけた目がどうなっているのかをはっきり確かめることはできなかった。
今となっては「あ、『ディファイン』つけてるんですか。どんな感じですか?」と素直に店員さんに訊いて見せてもらった方がなんぼかマシだったと思うが、そんな器用でスマートでジェントルな真似、D.T.の私にはラクダを針の孔に通すくらいむつかしい芸当なのである。文句ありますか。
しかしあんなにドキドキしながら女性の瞳を見つめたのなんて、果たしていつ以来だろう? ひょっとしたら私、思いっきり店側の思うツボだろうか?




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