素敵にダマして！（←懐かしい）

設定や個人名はその時代時代でいろいろと変わるけれど、プロット自体はけっこう有名なジョーク。

韓国の大統領・盧武鉉が、北朝鮮の金正日に、国家の威信と朝鮮半島の覇権を賭けてマラソンで勝負しよう、と持ちかけた。
金正日はひとつだけ条件を付けて、その提案を呑んだ。曰く「結果の報道については、北朝鮮が行う」。
そして世紀のマラソンは行われ、金正日は敗れた。
翌日、北朝鮮から全世界へ発信されたニュース。
「昨日、国家の指導者達によるマラソン大会が行われ、偉大なる我が首領・金正日同志は見事、準優勝した。なお、韓国の盧武鉉はビリから二番目だった」

もう小学校のうちぐらいから、こういったネタを題材にしてメディアリテラシーの教育をしなくちゃダメなのかもしれませんね。「メディアはウソをつく『こともある』」のではなくて、「メディアはウソをつく」ということをちゃんと教えないと、ココアやら納豆やらがスーパーから消える、なんて愚がまた繰り返されるでしょう。そして、いつまでもその程度の笑い事で済んでいるとは限らないのです。

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