Please kiss me
えー、ヘンな話、往来で男女が（別に男男、女女でもいいんだけど）キスをしていたからといって、風俗壊乱のかどでしょっぴかれる、なんてぇことはいまどきありません。見ていて気持ちいいものかどうかはともかく、街中ではよく目にすることです。日本だって最近は、挨拶代わりにキスぐらい普通にしますからね。欧米か。うわっ。
しかし、時おり酔っ払って、あるいは素面で、見知らぬ女性に、あるいは見知った女性にキスをしてしまい、痴漢行為で捕まってしまう御仁がおられます。無理やり女性にそんなことをすれば捕まる、これは当たり前のお話。
そこで私は考えました。アホがモノを考えるとたいていロクなことになりませんが、それでも考えました。
街角に、お金を支払ったらキスしてくれる女性が立っている、ってのはどうでしょう？
そこに需要があって供給があれば、ビジネスが成立するわけです。上でも書いたように、キスという行為自体は（あまり派手に、ハードにやらなければ）捕まるようなものでないので、風俗営業にも当たりません（多分ね、知らねぇけど）。当局の見解的にも、また現今の社会通念上も、キスそれ自体が「性的なサービス」に含まれないと結論づけられるとしたら、何ら問題はないのではないでしょうか。ええ、100％思いつきで書いてますよ。
「ほっぺたに軽く」が300円とか、「唇と唇で」が500円とか、「フレンチ」が1000円とか、まぁ値段はテキトーですが、そういうバリエーションをつけて営業するわけですよ。もちろんキス以外のことは一切ご法度です。
そんなモダンな「キッスガール」、誰を待つやら銀座の街角、ってなもんですよ。
あれ、なんでだろう。最新流行の商売を考えたつもりだったのに、急に雰囲気が「昭和」になっちった。多分原因は「キッス」だな。ギャフン！
てなことをmixiの日記に書いたのですが、法律関係に明るいマイミクさんから
①衛生面の問題（保健所への届出、検査の必要）
②風俗適正化法の問題（警察から営業許可は降りるのか）
③防犯・風紀上の問題（暴力団等の縄張り争い、違法な性風俗への勧誘の温床、世間の理解を得られるか）
などの問題を指摘されました。うすうす感づいてはいたんですが、やっぱり高いハードルだったんですねぇ。まぁ、初めっから冗談だったんですけどもね、二割がた（←てことは…？）。
しかし日本の官憲は接吻には厳しいのな。♪キスに〜つめ〜たい〜よ〜。ってICE BOXか。懐かしい。
