縛れるねぇ(←千昌夫)

はい、皆さんに果敢に挑戦いただいたクイズです。いろいろと考えた回答をお寄せいただきました、ありがとうございました。
では問題のおさらいなのよ。

Q.ロシアのことわざです。
  「○○の話をするときは、両手を縛っておけ」
  さて、○○の中に当てはまる言葉は何でしょう?

正解は…「釣り」でした! ということで(明言はされていませんが)Beckenさん正解! お見事でした。「年寄り向け」と謙遜されていらっしゃいましたが、いえいえ。Beckenさんも釣りがお好きなのでしょうか?
念のために解説を。過去の釣果の話をしていると、つい話が大きくなりすぎて、自分が釣った(あるいは逃した)魚の大きさを「これぐらいあったんだよ」と、誇張して手を広げて言いがちになってしまうので、両手を縛っておけ、ということですね。太公望の心理をとらえた、ユーモアのあることわざだと思います(ロシアには魚拓ってないのかな、どうでもいいけど)。
んで、結局たぶん何のヒントにもならなかった「日本のある作家」ですけれども。カンのいい方はお気づきになったかもしれませんが開高健ですね。『オーパ』などの著書もある彼は、釣り好きとしても有名でありました。
釣りは私、ほぼまったくやりません。小学生の頃、何の機会だったか父と父の友人に磯釣りに連れて行かれた*1ぐらいでしょうか。外道でちっちゃなフグが釣れ、おもしろがって手近にあるナイフで切り刻んでみたのですが、それからまた釣りに没頭していたら、その切り刻んだフグを、どこからともなくやってきた(たぶんペットの)犬がムシャムシャ食っているのを見て、ヤバいと思って逃げたことがあります。そんな私の釣りの思い出。釣りをするときは、ちゃんと犬を縛っておけ。




気が短いからたぶん釣りとか向かねぇよ、私。人気blogランキング

*1:私の父も釣りはしない。父の友人は釣り好きだった。