記念すべき初の「昭和の日」だというのに
本日は私、ひとつも「昭和」らしいことをしておりませんよ。よろしくないことではありますまいか、いち日本国民として。
本当だったらもっと、「昭和」という激動の時代を偲び思いを馳せ、たとえば「家族ですき焼きを食べて、肉の取り合いでケンカする」とか、「酒を飲みに行き、爪楊枝を咥えておみやの寿司折を持ち千鳥足で帰宅する」とか、「帰宅した後、ワイシャツに着いた口紅が奥さんに見つかり、おまけにキャバレーのマッチまで見つけられ、『あなたっ、なんなのよこの口紅はっ！』と怒られる」といったような、数々の「昭和」なセレモニーをしなければならないのではなかったか。それが「昭和の日」の意義というものなのではなかったか。
というわけで、本日もあと２時間足らずで終わりますが、遅まきながら我が家でも「昭和」な儀をやってみたいと思います。とりあえず手軽かつ手っ取り早いところで「チャンネル争いの儀」あたりから始めてみることにしよう。父ちゃーん、映画じゃなくて『おしゃれイズム』観ようよぅ（←お前、今年三十だろ）。
