王子をさがせ！
マスコミのネタ枯れ体質は理解しているつもりですが、こないだまで早稲田の斎藤佑樹投手を「ハンカチ王子」だってんでさんざ取り上げておきながら、今度は石川遼選手を「ハニカミ王子」だっつって追い掛け回している。まぁ、節操はござんせんな。スポーツをよく知らん私が言うのもアレですが、両選手とも非常に可能性のあふれた若き才能なわけですから、加熱した報道でその芽をつぶしたりすることのないように、そしていちスポーツ選手である前に二人とも青春を謳歌する若者なんですから、ある程度はそっとしておいてやってほしいものだ、と思ったりするものであります。余計なお世話ですが。
そして、早晩「ハンカチ王子」も「ハニカミ王子」も、話題としての「旬」は過ぎるわけで。だとしたらマスコミはまた、次なるスポーツ界の「王子」を探し出してきますよ。あるいは、そういった「王子」が待望、熱望されているわけです。お気づきでしょうか。「ハンカチ」に「ハニカミ」。ハで始まって、かなで四文字の王子がいまアツいのですよ。次なる「ハ○○○王子」をさがせ、なのです。
●ハモニカ王子
一勝ごとに一曲。『ロード』とか。
●はみだし王子
沖田浩之。『熱風王子』ってのもあったな。
●ハコノリ王子
実は元ヤン。
●ハメ撮り王子
Winnyで流出。
●ハミケツ王子
ウホッ。
●ハミチン王子
ウホッ。
●ハイサイ王子
さん♪
●裸の王子
ボ、ボ、ボクのゆ、優勝は、へ、兵隊さんのく、位でいったら、ど、どれくらいなんだな。
●徘徊王子
おじいちゃん、どこ行くの！？
●ハラキリ王子
外国人にはバカウケ。
ていうか真っ先に『ピンポン！』のスタッフがハラキリすべきだと思うんですけど。
