♪ドッキドキドン いちねんせい

いまからもう二十数年前、小学校の入学式の帰り道、母親に「自分の担任の先生、誰だったかちゃんと覚えてる?」と問われるも「そういえば、なんだかいろいろ先生が自己紹介してたが、たくさんいて誰が誰だったかわからんな」と思い、とりあえずテキトーに覚えていた名前を答えた結果「校長先生」と口走り、母親を呆れさせた一斗が出題する入学式のクイズでございました。
では問題のおさらい。

Q.ニュージーランドの小学校には、他の国のような入学式がありません。
  「ない」というよりも「できない」のですが、それはなぜでしょう?

正解は……「生徒によって小学校に入学する日がまちまちだから」でした! というわけでとねぬまさん正解! 空気を読まずに先頭で正解してしまうことを気にされていましたが、正解をご存知だったわけではなく、ぱっと思い浮かんだものをお答えになったようなので、そこはお見事なひらめきだった、ということになります。さすがでした。
日本の場合、満6歳になった日以降の4月1日に小学校に入学すると学校教育法に規定されているので、学齢に達した生徒が一同に介した入学式がとりおこなえるわけです。ところがニュージーランドの場合、5歳に達した日の翌日から小学校に入学できる、と定められており、各生徒はそれぞれ個別に入学するため入学式はありません。「できない」わけですね。イメージ的には自動車学校みたいなもんでしょうか。なお、日本では学齢に達したら必ず小学校に入学しますが、ニュージーランドでは保護者などの判断により、一年後、6歳の誕生日を迎えてから入学することも可能だそうです。このような、誕生日を基準として生徒が個別に入学する制度、世界的に見ても少数派であるようですが、どんなメリットがあるんでしょうね? 現行の制度に慣れてしまっているものには、いろいろとかえって面倒くさいような気がしてしまいます。まぁ生徒の側からしてみれば「毎日のように転校生が入ってくるみたいで楽しい」っていうことはあるかもしれませんが。




爆風ファンなので、大学の入学式で初めて日本武道館に行って感動した。人気blogランキング