あいつはクイズ王

どういうわけか、昨年ぐらいから現代短歌に妙にハマっている一斗です。というわけで、今回はそんな現代短歌の歌人笹公人の作品からの出題です。

Q.下記は、歌人笹公人の短歌ですが、(   )の中には実在する日本人の歌手の名前が入ります。さて、誰でしょう?
 回転木片回転木片回転木片回転木片中国のテレビに歌う(    )

今月の文藝春秋に掲載された、「奇人たちとの春」という作品の中の歌です。ヒントは「回転木片」という言葉。これがまぁ、「あるもの」の中国語的表記っぽくなっているわけなのですが、それは何でしょう? というのが手がかりになると思われます。ところが、軽くちょっくら調べてみたところ、どうもこの「回転木片」は、「あるもの」の正しい中国語表記ではなさそうなのですよね。なので、あるものをイメージ的にとらえて「回転木片」と漢字を当てたと考えるほうがよろしいでしょう。もう一つ、ダメ押し的なヒント。「回転木片」という言葉は、歌の中に何回出てきましたか? これだけヒントがあれば大丈夫かしら。奮ってご回答くださいませ。
ところで私、中学・高校の頃、国語の授業では現代短歌ってほとんど教わった記憶がないんですよね。中古とかそのへんのはいやになるくらい出てきたのに。まぁ現代短歌は自分で勝手に探したりしてテキトーに読んでたからいいのですが、もしとおりいっぺんの授業だけで済ませて自分で読むことがなかったら、「短歌ってつまんねぇもんなんだな」という感想で終わっていたかもしれません。そう考えるとなんだかなぁ、と思います。まぁ、最も繁栄を見せたのが平安時代あたりだから仕方ないといえば仕方ないのですが。





私の知人(教員)の知人が、とある有名な歌人。人気blogランキング