雀百まで踊り忘…

レスボス島の住民「レズビアン」という言葉を用いないよう同性愛者団体を提訴
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080502_lesbos/

地中海にあるギリシアのレスボス島の住民が女性の同性愛者を指す「レズビアン」という呼称の使用中止を求めて同性愛者の団体を提訴したそうです。
いったい何があったのでしょうか。
詳細は以下から。
BBC NEWS | Europe | Lesbos islanders dispute gay name
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7376919.stm
この記事によると、レスボス島の住民が女性同性愛者が自らを「レズビアン」と呼ぶことは、本来「レズビアン」と呼ばれるべきであるレスボス島に住む人々の権利を侵害しているとして、レスボス島在住の出版業の男性、Dimitris Lambrouが女性同性愛者の団体を提訴したそうです。

そっか、本来「レズビアン」ってったら「レスボス島民」を指すはずですもんね。ただ、なんで今さらこのタイミングでの提訴なんでしょうか。この言葉の初出とか歴史って詳しく知りませんけど、100年や200年てスパンじゃきかない話のはずですしね。
以前も当ブログで書いたと思いますが、私は学生時代、卒業旅行でギリシャを訪れ、レスボス島にも足を延ばす予定でしたが、残念ながら悪天候で飛行機が(それもレスボス行きのだけ)飛ばず、結局断念したことがあります。島のそこらへんにいるであろうニャンちゃんを写真に撮って「これがレスボス島の『ネコ』だ」っていうネタをやりたかっただけ、という不順な動機が天に見透かされてしまったためでしょうか。ちなみにかの島、いわゆる観光名所のたぐいはほとんどないそうです。

ちなみに女性同性愛者が「レズビアン」と呼ばれるのは、ほかの女性との愛を綴った女性詩人サッポー(サッフォー)がレスボス島出身であったことに由来しているとされていますが、Lambrouによると最新の研究ではサッポーには家族がおり、男性への愛のために自殺したとのこと。
なお、この提訴に対して女性同性愛者の団体は「表現の自由の根拠のない侵害」とした上で、法廷で争うことを表明したとしています。

最近の研究かどうかは知りませんが、船乗りのファオーンへの叶わぬ想いに世を儚んで海に身を投げた、なんて話はちょろっと聴いたことがありますね、残念ながらクイズで、ですが。
ところで、もし「レズビアン」ていう言葉が使えなくなったら、なんて呼べばいいんでしょうかね? あと、関係ないけど「ハードゲイ」に対して「ハードレズ」ってあるのかな。「ハードにレズ」、ってなんかCXの昔の深夜ドラマみたいですが。





そういえば笹野みちるは最近どうしているんだろう。人気blogランキング