母校に錦を飾る

本日は、abarehaccyakuさんが母校の文化祭でゲストスピーカーとして講演をするというので、kurikanizmさんといっしょにひやかしに見学に行った。まぁ、ネットラジオの番組の企画として、講演に密着してカメラを回す必要があったのでロケ隊というお役目もあったのだけれど。
abarehaccyakuさんの母校は、某県にある男子校である。彼が母校を訪れるのは高校卒業以来、十数年ぶりとのことだが、かくいう私も、高校3年のとき、やはり文化祭で、abarehaccyakuさんが主催したクイズ大会に参加して以来だからそれぐらいになる。十数年の時間を経て、abarehaccyakuさんはゲストとして呼ばれ母校に錦を飾ったというわけだ。友人としては、その晴れ姿は見ておきたかったので、のこのこと出かけたわけである。
kurikanizmさんと、その高校の最寄り駅を降りると、すごくおぼろげながら、十数年前に一度だけ来たときの記憶が蘇る。しかし、駅前までお迎えに来てくれた実行委員の生徒さん(なんでほぼ100%「茶化しに来ただけ」の我々までお迎えに来てくれたんだろう?)に案内された高校は、明らかにおぼろげな私の記憶の中のそれとは違い、とても立派に様変わりしていた。
応接室に通され、やや緊張気味のabareaccyakuさんと合流。教頭先生にご挨拶され(なんでほぼ100%「茶化しに来(ry)、資料としてその学校のパンフレットを渡される。そのパンフ内の「部活動・同好会」のページには、(現在は会員がいないとはいえ)abarehaccyakuさんが立ち上げた「クイズ研究会」の名前がまだ残っていた。変わるものやことがあり、変わらないものやこともあるのだな、ということを感じる。
講演は、体育館で1000人の全校生徒を前に行われた。我々はいちばん後ろの席に陣取って、カメラを回しながらときにゲラゲラ笑いつつ、ときにしんみりしつつ、友人が語る講演を聴いた(詳しくは、ネットラジオの番組内でオンエアされる予定)。十数年前には、演壇のこちら側にいた彼が、今日は向こう側にいる。感慨を覚えずにはいられなかった。
講演終了後、我々は応接室に戻り、校長先生と昼食をいただく(なんでほ(ry)。校長先生と談笑する彼、応接室を訊ねてきた生徒の質問に答えてあげる彼の姿を見て、「立派になられて…」と私はそっと涙を拭ったのだった(誇張)。





なんだか、懐かしい雰囲気にひたれました。人気blogランキング