搦め手から語る五輪

えー、やってますね、オリンピック。基本的に私、今回は(も?)そんなに観てないんですけど。今回の北京五輪でも、NHK・民放各局、中継のイメージソングを取り揃えていますね。でもってミスチルだのSMAPだの福山雅治だのと、大物アーチストを軒並み投入しているようですが、どうもなんか、いまひとつパッとしないんですよね、個人的に。
というか、五輪ソングについてはもう、前回のアテネのときに、ゆずの『栄光の架橋』というとどめが出てしまったと思っているので、他の曲はもういらないんじゃないかとすら個人的には思っています。

日本の威信、家族や大切な人からの期待、そして、自分の夢。そんな様々なものを背負って、栄光の晴れ舞台で戦うアスリートたちの思いを表現しきった名曲だと思います。聴くだけで目頭が熱くなりますね。聞くところによるとゆずの北川悠仁は、五輪ソングの依頼を受けて書き下ろそうとしたものの、選手の気持ちや意識に寄せた詞がなかなか書けず、最終的には特に五輪やスポーツそのものなどは意識せずに、自分のこれまで歩んで来た道を振り返って詞を書いたのだそうです。それもなんだか、象徴的な話であるような気がします。
世界を相手に戦い、頂点を極めて、あるいは自分の中の目標を達して、表彰台に立った選手たち。その胸の中には、どんな音楽が去来しているのでしょうか。私もかげながら、いち国民として応援しています。あんまり観てないけど。





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