2007-04-06から1日間の記事一覧

生きることの「余白」

『小さき者へ』読了。 以前、石原千秋が「重松清は読者を信頼している。だから、作品に『余白』をたくさん残すことができる作家である」といった意味のことを書いていた。この場合の「余白」とは、「わざとすべてを書ききってしまわずに、読者の判断や想像に…