ス漢字ナビア半島(←特に意味はありません)

はい、では昨日出したクイズの解答発表です。実はこの問題、『クイズ!日本語王』の問題会議で知ったものだったんですけどね。今回も何人かの方々が果敢に挑戦してくださいました。ありがとうございます。では、まずは問題のおさらいからいくわよ。

Q.水晶の「晶」、姦淫の「姦」などのように、同じ漢字を三つ組み合わせた形の漢字のことを、特に何というでしょう?

正解は……「品字様(ひんじよう)」でした! ということで櫻庭さん正解! さすが漢字にはうるさい櫻庭さん、お見事でした。早く寝てくださいw。ちなみにちょっと調べてみましたが、女性がこの[クイズ]のカテゴリで正解したのはうささん以来ですね。素晴らしい。
なお、mornardさんの「三叠字」も正解です。日本ではこの言い方はされていませんけれども、調べてみたら中国語でいうところの「三叠字」の内容・主旨はまさに「品字様」と同じことでしたので、正解以外のなにものでもありません。非難されるべきは、私の調べが甘かったことです。もう『ムーンライト・セレナーデ』ぐらいに甘い調べでした。失礼いたしました。
ご覧になればおわかりのように、このような特徴を持つ代表的な字である「品」にちなんで、ということですね。ですからヌーさんの発想は大変惜しかったわけです。でも、あんまりヒント出しすぎて「“何”字様という?」ではクイズになりませんでしたからね。漠然とした問い方になってちょっとハードルが上がってしまった感は否めませんが、このような出題になりました。だからして、正解が出てほっとしています。かとうさんの「俵字」も考え方としては面白いですね。なんか「スワラジ」みたいですけども。「おい、ガンジー。そんなとこにつっ立ってないで座れよ」「いや、座らじ」。中3のときに作ったオリジナル小話です。自分では割合気に入っていたのですが、クラスメイトからは何の反応も得られませんでした。当然です。「おい、ガンジー。今年の夏はどこの花火を観に行くんだ?」「諏訪でし」。ああ、やめときゃよかった。
ちなみに常用漢字では「品」「森」「晶」ぐらいですね。あと、エントリで挙げなかったもので思いつく字といったら、ヌーさんが挙げた「轟」、豪放磊落の「磊」、贔屓の「贔」あたりかなぁ、他にもありそうですけど。
どうでもいいですが品字様といえば、mykissmykissさんが学生時代にどこかで書いた「『エレファントカシマシ』って漢字で書くとやっぱり『象姦』?」というネタが忘れられません。以上。




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ジョークとコーヒーはブラックに限る

缶コーヒー:無糖タイプ人気で商戦激化
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060411k0000m020056000c.html
「無糖派層」としては喜ばしいことで、なかなか結構です。確かに最近、自販機でも無糖ブラックを売っているのをよく見かけますね。ちょっと前までは、無糖ブラックが売ってない自販機も結構あったのですが。
一般的な缶コーヒーって砂糖もミルクも入ってるから、なんかベタベタと甘い感じがして、ほとんど飲みません。私の知人(特に名を秘す)のとある方は、以前は辛いものが大変お好きで週に三度もカレーを召し上がるほどだったのだが、ちょっとお尻関係の病気を患ってしまい辛いもの断ちをされたところ、辛いものにかなり敏感になってしまい、みんなで食事をしていて他の人が気づかないほど少量の香辛料(唐辛子とか)もわかるようになってしまった、といいます。それと比較していいものかどうかはわかりませんが、私も無糖派になってからこっち、特にコーヒーの中の砂糖には敏感になってしまいました。別に、ちょっとでも砂糖が入ってたらもう飲まない、なんてわけではないけれど、とりあえず「微糖」と呼ばれる缶コーヒーは信用しませんね。ちっとも「微」じゃないんだもの、私にとっちゃ。昔、誰かに聞いた話なんですが、缶コーヒーの消費者の中心はやはり男性、しかも肉体労働者系の人が多い(多かった)のだとか。確かに、なんとなくのイメージですが、男の顔が描かれたあの定番のポッカの缶コーヒーは、工事現場でお昼にお弁当を食べている人のお供に、みたいな感じがあります。そんなハードワーカーの皆さんの体が欲しがるのは甘いもの、ということであのような缶コーヒーが好まれてきた、という事情があったんですって。いや、知りませんよ、真偽は。でもまぁなんか説得力がありそうなお話ではあります。ただ、そういう方はそういう方として甘いコーヒーをお好みだとは思うのですが、非肉体労働者(いや、「労働者」であるかどうかもちょっと怪しいけど)であるところの私としては、やはりノンシュガーでお願いしたい。基本的に砂糖が入っていないお茶系飲料がこれだけ売れまくっているのだから、コーヒーだって無糖の流れになるのはしごく自然な流れですわな、と思いきや。

缶コーヒーの無糖(ブラック)タイプの人気が高まり、飲料メーカーの商戦が激化している。缶コーヒーの主要な顧客は男性だが、「自動販売機の前でカロリーを気にするおじさんが増えた」(大手メーカー)ことが背景とされる。
(中略)
缶コーヒー全体の出荷量はほぼ横ばいだが、その中でブラックタイプは、40代以上の男性の間で需要が急増しているという。

……そんなにおっさんおっさん強調しなくてもいいじゃんかよぅ(凹)。




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