女学生の決意

まず問題のおさらい。
Q.明治・大正時代の女学生の隠語で、オナニーのことをある近畿地方の地名を使って何と呼んだ?
答えは「須磨の浦」です。うささん正解。見事に解答者が一人だけという香ばしい事態に。もちろん正解はバンバン答えていただいて結構なのですが、「昔誰かが出題してた云々」という、別段書かなくてもいいことを書いた結果、「なんだ、もう正解出ちまったか」とばかりに誰一人後に続きませんでした。あの突拍子もない問題+関西の地名というヒントで、皆さんがどんなことを考えてどんな答えをひねり出してくれるのかを楽しみにしていたのですが…。結構本気でガッカリです。そういえば飲み会とかで、人が何か話すと「その話、前聞いたよ」っていう人がたまにいますね。こっちはまだ聞いたことない人がいるからその話してるのに。まぁ、ともあれ正解ですけど。
なぜ「須磨の浦」かと申しますと、「オナニー」→「マスターベーション」→「マス」→「(裏返し(反対)にして)スマ」→「『スマ』の裏」ってなわけです。戦前のタカラジェンヌの芸名の名づけ方もかくやの優雅さですね(そうか?)。性行為が「H」*1というお手軽で口にしやすい表現にとって代わられた結果、そこから派生した「ひとりH」なる言葉をあっけらかんと口にする現代の女学生に、「須磨の浦」の優雅さと美意識は伝わるのでしょうか。まぁ、どうだっていいことですけど。

*1:確か、これを最初に言い出したのって明石家さんまではなかっただろうか? 別にちゃんと調べたわけではないけれども。