「みその」のビフカツを食べてきた、の巻

昨夜は神戸牛ステーキ専門店として有名な「みその」の姉妹店である、ビフカツのお店「びふかつ みその」へ。
http://www.misono-c.tokyo.walkerplus.com/index.html
ステーキを食べたら一人10,000円はしようかという神戸牛の「みその」が、美味しいビフカツをリーズナブルに味わわせてくれるお店である。以前、新橋在勤だったときに何度か店の前を通って気になっていたのだが、今回初めて行ってみることに。
ほとんどゴーストタウンの趣である土曜の夜の西新橋、外堀通りから一本路地を入ったところにひっそりとお店はある。老舗ではありながら、町の洋食屋さんのような雰囲気がいい感じ。
入ってみると土曜であることと時間が早かった(18時半頃)こともあり、カウンターと小上がりの個室も含めてようやっと30席*1ほどの狭い店内にお客は我々だけ。静まり返った店内に、何となく喋るのも憚られるような雰囲気ではあるも、臆せず店員を呼ぶ。そうだ、こっちは客だぞコンニャロー。いくら食べつけない神戸牛とはいえお客だぁ、なめんなよう。というわけで私と連れは、初めてだったこともありとりあえず無難な「ビーフかつセット」を注文してみる。注文したら再び店内は静寂に包まれる。厨房からは肉を揚げるじゅわじゅわという音だけが響き、顔を見合わせて苦笑。
先に漬物とサラダが届き、ほどなくして6切れにカットされた揚げたてのビフカツが登場。小ぶりのお茶碗によそられたご飯に、みそ汁はわかめとお麩でございましてよ。一口サイズのそのひと切れに、甘口のソースと芥子をちょっとだけ。断面からみえる、仄赤いレアの部分が素敵だぜ。いただきます。もぐもぐもぐ。
旨い。少々肌理の粗いパン粉がサクっと口の中で砕けると、柔らかい牛肉の食感と肉汁がふわっと広がる。そうだよ、ビフカツってこういうもんだよなぁ。とんかつとは肉の柔らかさが、チキンカツとは肉のジューシーさが全然違う。旨みや香りが濃厚なのだ。ふた切れ目はノーソース、ノー芥子で挑戦。やっぱり旨い。むしろナシナシの方が旨いかも。肉そのものの風味が直球で味わえました。満喫、満悦。食べるのに夢中でさらに店内は静まり返るのでありましたよ。そりゃジョー・ブライアントも息子にコービーとか名付けるよね、って多分彼はビフカツを食ったわけではないような気がするけれど。
というわけで次回は美しい紅白のサシが入った「特選ロースかつ」を食べようと心に誓った。しかしこちらは「ビーフかつセット」とは違って少々いいお値段だ。つきましては皆様、私が美味しいビフカツを食べられますよう、『すぐモテ雑学200連発!』すぐモテ雑学200連発!―職場でウケる!合コンでツカえる!http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054029361/qid=1129902231/sr=8-3/ref=sr_8_xs_ap_i3_xgl14/250-1040121-6575447を何とぞ、何とぞよろしくお願いいたしまぁっす!(←結局宣伝じゃないのよ)



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*1:とはいえ入ってみた実感では絶対30席もあるような感じがしなかった。せいぜい20席。それぐらい小さなお店。