胸キュンバトン
知人の女性・Ｗさんから回ってきました。薄々感づいていましたが、頭のいい方だと思います。こんなことに真っ先に食いつきそうなアホをちゃんと指名して、バトンを渡したのですから。というわけではりきって行ってみちゃうぜ。♪さ〜ざ〜波のラインダ〜ンス
Ｑ１．胸キュンするポイントは？
・身体パーツ：一重で切れ長の細い目、微乳
先日、別のエントリでも書いたが、私は一重まぶた好きである。それが切れ長で細かったりなんかしたら御の字だ。パッチリ・お星様キラキラうるうるの眼よりも、「涼やか」とでも表現したくなるような細い眼に心を揺さぶられる。つまり胸キュンなのだ。平安美人ですよ、引目鉤鼻ですよ。なんてなことを言ってたら先日、ある人に「じゃあ黒田清子さんとか好きなの？」と訊かれた。いや、さす（ここから先は、ちぎれてなくなっている）。
あとアレですね、「控えめな胸」ですね。これがどうにも胸キュンです。世間的には「巨乳」だなんだと言っているようですが、私に言わせればあれはただの「胸ドキッ！」であって「胸キュン」ではありません。むしろ、単に大きいだけで美しくない胸なんぞ「虚乳」と呼びたい。だからといって決して、なんですか、「つるぺた」っていうんですか？ そういうロリータ的な偏愛ではないのでそこのところくれぐれもお間違えなきよう。あくまで大人の女性で胸が薄いひとに胸キュンなのです。理由は自分でもわかりません。いや、なんとなくわかっているような気もしますが、それを詳しく文章にして書くのはよした方がいいと、耳の奥で小さな茶太が囁いているのでとりあえず書かないことにします。え、具体的な例？ 誰かなぁ。芸能人ではピンと来る人がいないし、現実の知り合いの名を挙げたらひっぱたかれそうなので、やはりこれも書かないことにしよう。
・仕草、行動：耳打ち、向かい合ってるときに頬杖ついて上目遣い
胸キュンな行動や仕草って結構あるんですが、いまパッと思いついたのはこの２つ。やっぱり耳打ちってのはいいですね、声でくすぐられているみたいで。たとえば２人で残業を脱け出し、飲みに行った日の翌朝、彼女から物陰でこっそり「昨日は楽しかったね。でも内緒だよ」なんて小声で耳打ちされた日にはもう、サービス残業バッチコーイ！ くらい仕事のモチベーションは上がります。秘密のやり取りが、耳打ちでなくメールでできるようになった昨今、ちょっとセピアがかった胸キュンでしょうか。あと、頬杖ね。まだ付き合う付き合わないくらいの微妙な時期に、２人でカフェで茶なんかしばきますわな。で、話題なくなってちょっと黙りますわな。でもそれって気まずい沈黙じゃなくて、甘い沈黙ですわな。向かい合ってる女の子が、「どうするの？ 黙ったままなの？」と余裕を持った少しいたずらっぽい笑みを浮かべてする「頬杖ついて上目遣い」が胸キュンでなくてなんでしょうって話ですよ。
Ｑ２．憧れの胸キュンシチュエーションは？
自分がやりそびれてしまった、という意味で「一緒に下校」ですな。季節は秋でお願いしたい。むろんチャリ通だ。２人乗りだ。ハブステップつけたチャリを私が漕いで、女の子が私の肩に手をかける、というシチュが五、六発欲しい。秋の気配が忍び寄る夕暮れ時に、風を受けて、笑って川沿いを走るの。２人の、いや、２人だけの伸びやかで無邪気な笑い声が、高い高い青空の鰯雲の中に吸い込まれていくの。BGMは真心の『空にまいあがれ』なの。いやぁ、いい！ これだよこれ。普通、「青春」っていったらこんなシチュ、ゴロゴロしてるもんなんじゃないの!? 私は何とひきかえにそれを手に入れられなかったの？ 投げかける人も、答えてくれる人もいないそんな疑問が、私の青春の中には横たわっていたりする。ほろ苦いの。秋刀魚の肝並みに。秋だけにね。
次点として「２人きりで残業」ってのがあるのだが、やはり私がついに体験し得なかったという点で「一緒に下校」が「憧れ」であることに変わりはない。
Ｑ３．胸キュンしちゃう言葉は？
その１
女「ねぇ、茶太ー。もう帰れる？ 一緒に帰らない？」
茶「あぁー、ごめん。ちょっとだけ生徒会の仕事があるから、あと１時間ぐらいかかるんだ。先に帰ってて」
女「あ、そうなの？ 仕方ないなぁ。じゃあ終わるまで待っててやるから、早く来てね」
その２
女「茶太くん、金曜の飲み会、どうする？」
茶「今週の同期会？ うん、今のところ行く予定だけど」
女「ホント？ 茶太くんが行くんなら私も行こうかな」
その３
茶「俺さぁ、ポテチにはコーラとかジュースとかウーロンとかじゃなくて、断然牛乳なんだよね」
女「え、ウソ!? わたしもそうだよ」
茶「あ、そうなんだ？ あとね、コンソメとかピザみたいな味が濃いのはちょっと苦手で、やっぱり普通のうす塩がいちばん好きなんだ」
女「ほんとー？ わたしもなの。･･･なんかわたしと茶太くんっておんなじだね」
その４
女「あたしね、茶太くんのこと、好いとるばい」（的な九州弁）
Ｑ４．聴くと胸キュンしちゃう曲は？
かなりマイナーだけど、スキップカウズの『８cm』。シングル『ハイチーズ』（これも正真正銘、らぶらぶソングとしては掛け値なしの名曲）のC/W。単なる噂を真に受けて いつの間にかその気になって
すっかり一人で盛り上がってる ただ笑って君が僕に手を振っただけ
思い上がりでもいい カン違いも愛だ
ずいぶん舞い上がってる 地面から ８㎝どうよ、この胸キュン感満点の歌詞。聴くだけで甘酸っぱい気分になれるナンバーです。
それと、ガガガSPの『線香花火』も忘れちゃいけないな。僕が君を思い出すのは 本当に好きだからなのか
それとも今の日々が楽しくないから 思い出すのでしょうかあと椎名林檎の『丸の内サディスティック』は絶対はずせない。これも胸キュンです。理由は語らないけれども。
Ｑ５．胸キュンする有名人５人
５人もあがるかなぁ。現時点でいうと
①江口のりこ（←ケータイの待受画像）
②石本沙織（←PCの壁紙）
③上野樹里
④佐藤寛子
⑤上山千穂
華やかでスタイリッシュな「美少女・美女」系の人よりは、ちょっとした爽やかさを感じさせる、それほど目立たない感じのかわいい女性に胸キュる（←勝手に動詞化）。このことは、以前『サマータイムマシンブルース』を観たときＷさんに喝破されたような気がするけど。
Ｑ６．今まで生きてきて一番の胸キュンは？
すんません、さすがに恥ずかしいんでパスさせてください。
Ｑ７．胸キュンに呼び名をつけるとしたら？
甘美な鈍痛、シャイなあンちく症、万年思春期
Ｑ９．バトンを回す五人の闘士を選べ
回してみたい人はいるが、一応ここで。欲しい方がいらしたら教えてくださいな。
Ｗさん、こんなもんでよろしかったでしょうか？ しかしまぁいろんなバトンがあるもんだ。よく考えるねぇ。
