「この恥がいいね」と君が言ったから

今日は午前中から、いつもの図書館でヘコヘコと書き物をしていた。
で、資料として俵万智の『サラダ記念日』サラダ記念日 (河出文庫―BUNGEI Collection)が必要になったのだが、人文科学のフロアに行って探してみたら、『チョコレート革命』はあるけど『サラダ記念日』が見当たらず。ないはずはないのに、と思い、パソコンの端末で「サラダ記念日」で検索をかけてみた。
すると『男たちのサラダ記念日』(知る人ぞ知る、本家便乗のトンデモ本。抱腹絶倒)や『わたくしたちのサラダ記念日』(これは俵万智選の投稿短歌集)などは見つかるが、本家本元のそれがなかなか引っかからない。と思ったら一件、『サラダ記念日』という本が引っかかった。閉架書庫にあるらしい。なるほど、道理で人文のフロアで見つからないわけだ。というわけで画面をプリントアウトし、カウンターで書庫内資料の請求手続きをした。
待つことしばし。再びカウンターに行って自分が請求した資料を受け取りに行く。すると、カウンターの上に置いてあったのは。

ってオイ! 誰が本当においしいサラダ作って「サラダ記念日」にしたいっつったよ! ちゅうかなんで歌集のほうと同じ河出書房新社から出てんだよ、死ぬほど紛らわしいやんけ! 「野菜をおいしく、たくさん食べたい!」って何その副題。あまりのことに思わず一人で笑っただろ、どうしてくれんだよ。しかもその後同じカウンターですぐまた歌集の『サラダ記念日』請求したら「うわ、何こいつ。そんな豪快なカン違いありえねぇ」とか司書に思われそうで恥ずかしいから、わざわざひとつ下のフロアに降りて、改めて請求しちゃったんだぞ。ああ、そうだよ、小心者だよ。笑いたきゃ笑えよ!(怒り泣き)




前にも書きましたが、昔、中目黒で俵万智を見ました。人気blogランキング