日曜日の秘密基地

昨日で例のよんどころない事情も無事大団円を迎え、今日はちょっとほっとしてひと休み。夜から、TwinTowerさん、mykissmykissさんらと飲む予定です、ってまたかよ。ヘタすりゃ俺たちって付き合ってるんじゃね?
さて、私は日曜日に自宅にいるときは大抵、TBSラジオで『伊集院光 日曜日の秘密基地』を聴いている。だら〜んと安心して聴けるのでよいし、伊集院さんのファンなので(某番組で対戦できたときは嬉しかった)好きな番組なのだ。といっても聴き始めたのはそんなに前からではなくて、ちょうどその某番組に出始めた頃からだった。だから、まだ会社に勤めていた頃だし、港区で一人暮らしをしている頃でもあった。
だいたいそれぐらいの時期の話だが、私は仕事の関係でほんのちょっとばかしメンタル的に不調になり(といっても全然大したことない程度だけど)、睡眠障害とか嘔気とかの症状が出ていた。一応、精神科に行って薬を処方してもらい、それをちびちび飲んでいた頃だった。そんな中で、私は会社での仕事以外の時間を使って某番組に出たり、クイズの仕事を(内緒で)したりしていた。自分がこのまま、この会社にいていいのかどうか、ということを漠然とにしろ、よく考えていたように思う。
そんな日々で、会社から帰宅後の深夜や休日は、家に閉じこもってクイズ仕事をしていた。日曜日には『日曜日の秘密基地』を聴きながら、資料を広げて問題を作っていた。しかし、その十数時間後にはまた会社に行って仕事をしなくてはならない。そんな二重生活だった。そして、日曜も夕方に近づくとだんだんだるくなってきて嘔気が襲ってきた。床についても、寝られることは寝られるのだが、起床時間の何時間も前に目が覚めて、二度寝ができない。やたらと背中に汗をかき、出勤時間直前になるとまた嘔気が襲ってくる。そんな感じだった。酒量も増え、狭い廊下が酒の空き缶や空き瓶で埋まった。
サザエさんシンドローム」ではないが、『日曜日の秘密基地』の中で使われている曲(時報とか道路交通情報とか)を聴くと「あぁ、また明日から仕事か」と憂鬱になったものだった。今でもこれらの曲を耳にすると、憂鬱にこそならないけど、いろいろなことを思い出してしまう。




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