どなたか、ご存知の方いらっしゃいますか？
どう考えても「ジャポニカ学習帳」のバッタモンだった「ジュニアエポカ学習帳」。
さすがに最近は見かけないが、私が小学生の頃は普通に売られ、使われていた。私が通ってた小学校の近くにあった文房具屋で売ってたので、私の小学校では「ジュニアエポカ」ユーザーがけっこういた。ノートの表紙に花や珍しい鳥、動物などの写真が大きめに使われていたのも、本家を露骨に意識していたと思われても仕方ない代物。綴じ方などは、本家よりもちょっと粗悪だったような気がする（その分、確か安かった）。
どだい、その文房具屋のババァには「ジャポニカ」と「ジュニアエポカ」なんていう舌噛みそうな横文字を弁別するのはムリな話だったし、私も含めたその小学校のビンボったれなジャリも、帳面なんて書けりゃそれでいい式の考えだったのでブランドを云々するなんて意識はなく、色気づいてくる（笑）高学年ぐらいまで、みんな無邪気に「ジュニアエポカ」を使っておったわけだ。だから中学・高校に進んだときに「ジュニアエポカ」がメジャーなノートではないと知ったときのショックといったらなかったね。今回、ちょっとググってみたらどうやら極東ノート（現キョクトウ・アソシエイツ）の商品だったようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%84
母体となったのは1922年創業（1948年設立）の極東ノート株式会社であるが、ゴルフ場経営の失敗などにより1993年に倒産。会社更生法の適用を受け経営再建を目指していたが、更正計画が達成困難となったために改めて民事再生法の適用を受け、2003年に同社の子会社であったキョクトウ・アソシエイツに文具関連事業を譲渡したものである。
なんか、さびしい記事だなぁ…。バブってゴルフ場に手なんか出すから、という感じですね。ちなみにキョクトウ・アソシエイツのサイトを見てみましたが、やはり「ジュニアエポカ」は現在は売ってない模様。
http://www.kyokuto-note.co.jp/item/index.html
そのまたちなみにさらに調べてみたら、昔、旺文社で「教科別学習大辞典 ジュニアエポカ」ってのが発行されていたんだとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%BA%E6%96%87%E7%A4%BE#.E8.BE.9E.E5.85.B8.E3.83.BB.E8.BE.9E.E6.9B.B8
てことは「『ジャポニカ』のバッタモン」というのは不当な謗りであったか、と思いつつも「じゃあ旺文社のやつの直球のパクリじゃん」という新たなぐうの音も出ない事実にぶち当たり、そして僕は途方にくれる。
そんなちょっぴり懐かしくもほろ苦い「ジュニアエポカ」をご存知の方、いらっしゃいますか？ コメント、お待ちしております。あ、もうどんどん思い出してきちゃったんだけど、本家「ジャポニカ学習帳」の、どう見ても未開人発展途上国の人に扮した東南アジア系の外国人が出てきて「酋長さがせー、ジャポニカ、ジャポニカ」という、「酋長」と「学習帳」をかけた、現在では絶対にオンエア不可能のTVCMをご存知の方も併せてコメントお待ちしております。
