おそるべし、セントフォース

私は、皆藤愛子がこわい

彼女を見ると、いつも言い知れぬ恐ろしさを感じる。心の中で、「くわばら、くわばら」と思う。
個人的に好きか嫌いでいえば「どっちでもいい」のだが、彼女がほとんど非の打ちどころのない美人である、ということを認めるに吝かでない。
だが、こわい。いや、だからこわい。
なんとなく、びゅうびゅうと強い風が吹く、深く黒い谷の底を上から覗き込んでいるかのような緊張感を、彼女を見ていると感じる。それは、彼女の内面が暗く冷たそうである、という意味ではない。むしろ彼女は明るく快活な人であるような気がする。
だが、彼女は自らが好むと好まざるとに関わらず、「深く黒い谷底」なのではないか、と私は思う。無意味な妄想だが、彼女が私の身近にいる人でなくてよかったな、と思う。
私が感じるこの恐ろしさをうまく文章に出来ない以上、他の人に伝えたり、わかってもらえる自信がないが、とにかく私は「こわいもの見たくなさ」で、『めざましテレビ』は敬遠している。でも朝っぱらから(というか昼も夜も)みのもんたの顔なんて見たくない。
皆藤愛子はこわい。
でも、本当にこわい女性は、皆藤愛子ほどわかりやすくこわくない。




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