十九の春を笑わせろ

すいません、大変長らくお待んたせいたしました。私事により、評価と集計に時間が取れず、半月以上も経ってしまいましたが、「こんなセンター試験はイヤだ」、公式戦の結果発表でございます。今回は妹尾河童さんが新たに参戦。もちろん『少年H』とは関係ありません。ニューカマーながら、某ネットラジオ番組では毎回クオリティの高いネタメールで知られる彼が、満を持しての登場です。
では気になる結果はいかに。サクラサクのは誰かしら?
金(6茶)
・試験官が教室に入るなり「あなた一人の受験料で、300人の子どもにワクチンを打つことができたんです。では始めまーす」(abarehaccyaku)
銀(3茶)
・解答用紙に指名記入欄がなく、よく見ると最後に「ご協力ありがとうございました」と書いてある(かとう)
・リスニング問題の途中に「センパイ」という声が入っている噂が流れたため、志願者激増(妹尾河童
銅(1茶)
・各教科100点or200点満点で、1問100点(yasu777)
・「質問とか言われても、バイトなんでよくわかんないっス。」と試験官(a-man)
・「絶対に笑ってはいけないセンター試験」(eg70658)


まず。7戦ぶりにabarehaccyakuさんがゲット。現代社会に鋭くメスを入れたネタw。『世界がもし100人の村だったら』によると、大学の教育を受けられるのはたったの1人だそうです。これから大事な舞台を迎える直前にそんなこと言われた受験生の戸惑いが想像されてナイス。「センター試験なんかで緊張できる俺は、なんて恵まれてるんだろう…」みたいな。続いてかとうさん。ははははははははは、ただのアンケートなんだw。半年ぐらい前から対策してきて、いろいろ問題集も出てて、めちゃくちゃ大掛かりなのにただのアンケートっていう不条理さがいいです。目的もナゾだしな。そして妹尾河童さん。初参戦ながらネタ数も多く、また自由でさすがと唸らされました。「CRセンター試験」てw。で銀のネタは「昭和」感が結構。懐かしいすなぁw。当然、「東大を目指す先輩を応援していたが、事故死した女子生徒の霊が」みたいなテキトーな後づけの説明もあるんでしょう。お次はyasu777さん。ヤクザなセンター試験ですねw。この日のために一生懸命勉強してきたのに、ほとんどただの「ヤマ当て」。問題用紙を開いた瞬間、教室にあがる悲喜こもごもの絶叫は冬の風物詩です。a-manさん。ははははははははははははは、模試のバイト試験官だってもっとちゃんとしてますよ。大量の答案用紙の配布がめんどくさくなって捨てちゃったりもね、年賀状の配達バイトみたく。eg70658さん。もうそこらじゅうにトラップが仕掛けてあるんですねw。で、笑うと♪デデーンて音が鳴って「一斗、アウトー」。藤原の声でね。ここまでの皆さんのネタが、ぜんぶeg70658さんのネタに包括されてしまいましたw。お見事。

その他の方にもコメントです。
duke改めDバッファー
「漢文に『出前迅速 落書無用』」。なごむなぁw。リスニングも「♪ホンワカパッパ、ホンワカパッパ」が流れてほしい。「足切りの他に、首切り・腹切りなども」。「東大は首切りにあっちゃったけど、宇都宮大なら足切りセーフ」とかいうふうになるんでしょうね。
>マミマミ
「涙に消えたカシオペア」。いまの受験生、そんなの知らないってw。『白線流し』の第1部はちょうど私が高3の頃だったので、だいぶ感情移入して観てましたねぇ。「後日敗者復活戦が」。安倍政権の標榜する「教育改革」と「再チャレンジ」を推し進めた結果です。
>SHINODA
「会場が高校だったため、机に『ここに座ったやつは落ちる』と」。やったやったw。私、大学の付属高だったんで高校の教室が大学の入試会場になったんですけど(だから2月は休校連発)、机にそう書きましたよ。友達に「一斗、お前、クラいな」と言われたけど。
>i-shiken
共通一次派が乱入」。「お前ら、1000点満点時代も知らないくせに何が受験だよ!」。「ジミー大西の読む『最後の一葉』」。はははははは、イライラするわw。「『続・倫理』『生物Ⅰ・改』『あなたの知らない数学Ⅲ』」。i-shikenさん、こういうの好きですよねw。
>ya
渡辺真理みたいな試験官が」。でも顔の絆創膏には触れちゃいけません(なんなの、あれ?)。「正解を書き込むと『クサイアソコニ…』」。毎年のその言葉で入学年次がわかるのねw。「お前んとき何? 俺んときは『ヘイセイウマレガカイキンダ』だったけど」。
>とねぬま
「校庭に『9』の字に並べた机」。懐かしいw。いまだとなんだろ、「(かとぅーん+きんききっず+たっきー&つばさ)*1−1」とかかな、と思ったら1引かなくてもすでに9でしたねw。「試験官が普通の背広姿の野呂圭介」。カメラを探してキョロキョロ。
>ヌー
「受験生間での点数の売り買いが一部週刊誌にスクープ」。法廷で徹底抗戦の構えです。「真実を明らかにしたら困るのは大学入試センターなんじゃないですか」と弁護士も強気。「英語の読解問題にやたらスラング」。「b**ch!」とか「f**k!」とか。注もつけられない。
KOBO
「リスニングの声が長州力」。せめて蝶野にしたらどうよw。「質問がある時は四つんばいで笛を」。盗撮画像が出回りますね、「名門・○蔭の女子○生の四つんばい笛映像!」とかいって。「リスニングの会話文が友近なだぎ武」。あのネタ好きw。R-1はどうなるのかな。
>Greenwood
「開くなよ。開くんじゃないぞ。絶対に開くなよ」。みんな竜ちゃん好きなのなw。「試験監督が全員、闘牙のようなもみ上げ」「時津洋ぐらい額がせまい」「広島の山内の投球のまね」。気が散って仕方ないw。「『ビッグアップル殺人事件』」。来年は『ビートたけし殺人事件』が出ると大手予備校が予想。


はい、というわけでござんした。ちなみに私が中学生当時、神奈川県にはア・テストという、公立高校の事実上の共通一次試験がありまして(受験するのは中2の冬)、しかも国数英理社保美音家と9科目もあるのです。本番は2日に分けて行われるのですが、某塾主催の模試は9科目を一日でやったため、早朝から夕方までというハードスケジュールでした。そのため、私と同じ教室で受けていた女子生徒が体調を崩し、午後イチの試験でゲロを吐いて退場したのが忘れられません。受験はチビシいのれす。春をつかむまで、受験生のみなさん、がんばってくださいまし。




Q.初代センター長は、元東北大学学長の加藤陸奥雄/(「センター長」言うとるがな)。人気blogランキング

*1:キーワード回避のためひらがな。