ゲットだぜ

ここ半年ぐらい、観たくって探していた古い邦画のVHSをヤフオクで落としました。その名もカリブ・愛のシンフォニー
「ああ、あれね」と反応した方は映画マニア…というよりもただのおっさんだと思われます。そう、そのストーリーや内容よりも、松田聖子神田正輝が出会うきっかけとなったことでおなじみの、80年代B級(←言うたった)映画です。ちょっと厳しい教授だったらBマイナスかCにされちゃうかもしれません。ちなみに落札額は480円ナリ。最近、そういう80年代のヌルくてB級なアイドル映画がツボなもんで。間近いなく日本芸能史上に特筆すべき存在である松田聖子の主演作、しかも結婚のきっかけとなった重要な作品のはずなのに、そのあまりといえばあまりな内容のため、いまではほとんど省みられることのない映画ですよ。畢竟、「アイドル映画」*1というのは、その主演するアイドルがA級であろうと(現に松田聖子は超A級のアイドルですが)何級であろうと、全体としての出来は必ずB級(以下)になるものである、という宿命を孕んでいるわけなのです*2。ベタな演出、棒なセリフ、すっとんきょうなエピソード、そんなすべてが「アイドル映画」の特色であり、私を魅了して止みません。ってそんな大げさなもんか。
どんな作品か、というのはこちらをご参照。
「天つば↑↓CINE TALK」様
http://yacopper.air-nifty.com/tentsuba/2004/07/post_23.html
「いくらおにぎりブログ」様
http://blog.goo.ne.jp/langberg/e/d873a468c19fd215cb51f4a16e3966d7
もうテキストの感想だけでメチャメチャ期待大です。まだ現物は届いてませんが、観るのがとっても楽しみですわ。
この作品が、日本映画史上に与えた影響は間違いなくゼロでしょう。はっきりいって不毛です(しかし「不毛」であることは「面白くない」ということをそのまま意味しませんが)。おそらくこの作品から生み出されたものは何もありませ…、いや、あったわ。



舞台はメキシコです。私が訪れたところもロケ地になってるかな。人気blogランキング

*1:単に「アイドルが主演する映画」に非ず。

*2:おニャン子ザ・ムービー 危機イッパツ!』や、全盛期のモーニング娘。が主演した『ピンチランナー』などが好例。