夢の印税生活

高校生の頃、憧れた職業はジョークライターでした。
というビミョーなウソを一発放ったところで、クイズの解答を発表いたしたいと思います。今回はyaさん、davideさんがお答えくださいました。ありがとうございます。では問題のおさらいから。

Q.ジョークの問題です。ある作家が父親に、金遣いが荒いのをとがめられてこう答えました。
  「私には多くの読者がいますから、無限の預金を持っているようなものです。まぁ(        )のは少し面倒ですが」
  さて、(      )に当てはまる言葉は何でしょう?

正解は……「小切手を書く」でした! ということで正解者はなーし! 残念でした。もちろん、お二人ともお答えの主旨は正解と一致していたのですが、おことわりしていたとおり、用意した答えと一致したものを「正解」とさせていただきました。
問題文にある「預金」というフレーズ、そして「『作家(小説家)』のエピソード」というヒントを合わせて考えていただけば正解に近づいたでしょうか。作家がすべきことの本質は「書く」ことですからね。「預金」からお金を支払うために「書く」もの=小切手というわけでございました。
davideさんは『世界史こぼれ話』に反応してくださいまして。今でいうトリビアなネタがいっぱい詰まった本でしたね。中学時代の愛読書でした。「chattertonさんの頃にまだ売ってましたかねえ、あれ」とコメントでdavideさんが書かれていましたが、実は私も自分で買って読んだわけではないのです。中学2年のとき(だからFNSに出た当時ですが)、私は生徒会の副会長をしていました。で、うちの中学校の生徒会室にあったガラクタの中に、誰のものかもいつのものかもわからない本が何冊かありまして、私は持ち主がいなかったその本をもらい受けたのですが、その中に『世界史こぼれ話』があったのでした。だから、私が中学生当時に売られていたものを手に入れたわけではなく、当時からすでに年代ものだったわけです。本棚から引っ張り出してみましたが、ご覧のようにボロボロですよ。

この本で知ったネタに「横光利一は呼び捨てにされるのを嫌ったため、ひところ『横光左馬(さま)』というペンネームを名乗っていた(呼び捨てにされても「横光さま」になる)」というのがありました。その話を中学の国語の先生にしたら、その先生が偶然、大学の卒論を横光利一で書いたという人で「なんでお前そんなこと知ってるの?」と気味悪がられたのもいまとなってはいい思い出です。わかんないけど。


  

『日本史こぼれ話』は読んだことはないけれど。人気blogランキング