素晴らしいあのころ 学生時代

今日はmykissmykissさんと一緒に、東京外国語大学の学園祭「外語祭」に行ってきました。本日が、三日間の開催期間の最終日でしたが、mykissmykissさんは皆勤です。
同大には英語に始まりポーランド語やチェコ語、ペルシア語など全部で26の多彩な専攻言語があるのですが、その言語ごとに学生さんが模擬店を出しているのが外語祭の特徴。イタリア語科はスパゲティ、朝鮮語科はキムチやトッポギなどを売っているのはもちろん、ペルシア語科はラムのケバブ、フィリピン語科(学生さんは「フィリ科」って略してた)はアドボという鶏肉の煮込み料理、ラオス語科はヨーチュンという小さな春巻きみたいなの、という具合に、世界各国の料理(とお酒)が一日にして、一ヶ所で(しかも安価で)味わえてしまうという大変ステキなフェスティボー。よい、よいです。府中でワールドトラベル気分ですよ。
前にこのブログでも書いたかもしれませんが、私、自分の大学の学祭って一度も行ったことがありません。なので、「学祭」ってものの雰囲気がなんか新鮮でした。しかし、みんな若いのなぁ。ざっと10歳がた私より下なんだもんなぁ。外語大だからかもしれないけど、女子学生の姿のほうが男子学生より目に付きましたねぇ。初々しくてよかったです。キャンパス内の芝生にどっかと座り込んで午前中からでき上がってる我々に、中国語科の女子学生さんがチャイナドレスで(!)声をかけてくるんですよ。「いま、おいしい中華料理を売ってるんですけど、お店まで買いに来て下さらなくても、ここまでデリバリーでお届けしますよ」だなんて言ってくるんですよ。チャイナドレスの女子大生に「デリバリー」っていわれたら、男としては「お願いします」か「チェンジ」の選択肢しかあり得ないじゃないですか。ええ、そうですよ。私なんか死んだほうがいいんですよ。ポーランド語科のお店に行ったら、スピリタスが売ってたんでつい頼んじゃいましたよ。売り子のお姉さんが「割りますか?」と訊いてくるんで、ここはいっちょ男らしいところ見せたろうと「いや、そのままでいいです」なんて見栄はっちゃいました。「うわぁ、朝からすごいですね(はぁと)」とか言われたら、そりゃ「いやいや、夜はもっとすごいですよ」と喉まで出かかるってもんですよ。わかってます、死ねばいいんですよ私なんて。
いろいろ食べていろいろ飲んだんですが、ビールはたくさんあって楽しかったなぁ。イスラエルの「マカビー」、チェコの「ブドバー」、ラオスの「ビアラオ」などなど。食べものでは、ウイグルからの中国人留学生さんが売ってたラムの串焼きwithなんかのスパイスが激ウマでした。2本買っちゃった。
で、メインステージではインドネシアやタイの舞踊サークルの皆さんのダンス、お笑いサークルのライブ(既にセミプロとして活動されているコンビもいらっしゃるそうな)、ヒップホップダンスサークルのパフォーマンスなどを観覧。はぁ〜、「学祭」ってこういうもんなのか。楽しいんだなぁ。学校の特色なのか、外国人の方や近所の人、OBOGとおぼしき家族連れ、子どもたちなども来てにぎわっておりました。私みたいな部外者のおっさんがいても浮かなくて安心。キャンパス自体も広々として静かな環境にあり、校舎も新しくていいところでしたね。私が通ってた、都心の狭っ苦しくて汚い大学のそれとは大違いでしたよ。まぁ私はそっちのほうを割りに気に入ってたんですけど。
てなわけで、すっかり楽しんでしまいました。東外大の学生の皆さん、お疲れ様&ありがとうございました。たぶん来年も行くような気がします(笑)。





以前勤めていた会社にはけっこう東外大卒が多かった。人気blogランキング