時はうつりゆく

今日、ふと思い立って、車で夜桜を観に行きました。私が通ってた大学の前には、長い長い桜並木がありまして、そこでもちょっくら行ってみるべか、と思ってドライブがてら向かったのですが。
私の通っていた大学のキャンパスが、もう見る影もなく……キレイになってました。
もうかなりビックリして、ドギモを抜かれました。なんなの、これ? どこなの、ここ? という感じです。私が通っていた当時の、あの小汚く(いや、「大汚く」?)、男臭くてバンカラで、どことなくセコいキャンパスの(そして学生の)雰囲気を、まぁ積極的に「好き」だったってわけじゃありませんが、「満更でもない」と思ってました。そんなところが母校の「味」であり「顔」だと思ってました。
それが、なんということでしょう(加藤みどりism)。もう、当時と比べて非の打ちどころのないくらい、こざっぱりとして、清潔で明るく広々としたキャンパスになってしまいました。「しまいました」ってのはヘンかもしれませんが、「しまいました」としかいいようのない感想を私は持ちました。
私の母校は、当時もいまも変わらず、同じ場所、同じ所在地にあります。でも、私が通った(「学んだ」とは口が裂けても言えない)あの大学は、もうどこにもないんだなぁ、という感慨にとらわれながら、夜風にふかれて帰ってきました。





そういえば、「アミノ」ももうない(!!)。人気blogランキング