今日見かけた、萌えな光景

学校の図書館から借りた、もうだいぶ古くてよれよれになっている『アンの青春』の文庫本を、東横線の中で読みふけるフェリス女学院の中学生。
そんな子が、私の目の前に座っていました。名門ミッションスクールの女子中高生には、名作がよく似合います。まぁ当世風に、ときおりケータイをいじってはおりましたが。
私が現役の中高生だったころ、毎日のように通い詰めていた図書館には、そんな読書少女は残念ながらいませんでしたねぇ。「茶太くん、貸してくれた『車輪の下』、おもしろかったよ。ありがとう。あ、これ、この間読みたいって言ってた『月と6ペンス』。貸してあげるから、感想聞かせてね!」みたいな放課後を夢見ていたのですが。わかんないけど。まぁ、いたとしてもそんな少女とは縁がなかったでしょうが。
ともかく、そんな車内の読書少女、私があと15歳若かったら声をかけてたかもしれません。ウソですけど。ていうかいまそれやったら「お縄」だしな。せちがらい世の中です(←そういう問題じゃないだろ)。





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