クイズ・世が世なら「正解」発表

えー、「世が世なら、『男はつらいよ』のマドンナ役をやってそうな女優は誰?」という問題に、今回もご常連読者様からご回答をいただきました。師走のクソ忙しい中、私の酔狂にお付き合いいただき、感謝感謝です。
すずさんが純名里沙、ワンマン摂政さんが常盤貴子、てなもんやサンドイッチさんが小西真奈美と、いずれもまさに「世が世なら」という豪華な顔ぶれです。まぁ書くだけならタダですし。
では、この中から、私が独断と偏見で「正解」を発表します。「正解」は・・・常盤貴子でした! おめでとうございます。激戦を制した常盤貴子さんには、原一平さんのサインを・・・え、いらない? 
常盤さんが「正解」となった理由は、文句なしの実績と、適度な「野暮ったさ」、否、「適度な『野暮ったさ』を演じることができる演技力」でしょうか。というか、『釣りバカ日誌19』でヒロインという、ある意味「それ、もう『世が世ならマドンナ』じゃん」的な仕事もあるというのが決定打です。柴又の街には、『男はつらいよ』の世界には、キメキメで垢ぬけ過ぎた女優は似合いません。黒木メイサよりも綾瀬はるか佐々木希より石原さとみ。そういう寅さんの世界観にハマったのが、常盤貴子の勝因でしょう。
純名里沙は、清純ぽさでは文句はありませんでしたが、やはりもう一つの「押し」というか「売り」が弱かったのは否めないか。ドラマや映画での代表作も、朝ドラの『ぴあの』以外にぱっと思い浮かばず。私も檀れいを挙げましたが、実は意外とマドンナ役を演じたタカラジェンヌって少ないんですよね*1大地真央黒木瞳天海祐希も差し置いてマドンナを張れるか、というと致し方ない部分もあるでしょうか。
小西真奈美は、全てにおいて「出過ぎない感じ」が、逆に決め手に欠けたうらみがあります。そこそこの美しさ、そこそこの無難さ、そこそこのメジャーさ。老若男女、安心して観ていられるほっこり美人としては適格であったものの、日本映画の看板作品を背負うだけの「サムシングエルス」が足りませんでした。次回こそは『ラストチャンス』をモノにしてください。まだ『さよならじゃない』ですから。そのサムシングエルスじゃないですかそうですか。
というわけで、「クイズ・世が世なら」でした。ご回答、ありがとうございました。



まだ他にも「正解」がありそうな気がするんですけどね。上戸彩とか? 人気blogランキング

*1:新珠三千代八千草薫のみ。確か。