最初っから最後までみみっちい話

先日の昼すぎ、ふらりと、初めて行くラーメン屋に入ったときのお話。
そこは食券制だったので、私は券売機で、ねぎラーメンの食券を買い、トッピングとして煮卵(100円ナリ)の食券も買い、「ラーメンライス派」なのでライスの食券も買って、席についた。
すると店員さんが、何かカードを出してきて「どれにします?」と訊いてきた。見てみるとそのカードには「ランチタイムサービス」とあり、「ライス・もしくは100円のトッピング無料サービス」と書いてあるではないか。
えっ? ということは、私がお金出して食券買っちゃったライスと煮卵、どっちかはロハでつけられたってこと?
私は悩んだ。「だったらこのライス(もしくは煮卵)ナシにするんで、サービスでつけてください」というべきか? いや、でもそれはなんかセコくないか? たかが100円ではあるが、大して稼ぎがない身にとってはこの100円は大きい。しかし、私ももういい歳なんだし、いくら知らなかったとはいえ、わざわざそんなことを店員さんに頼むのもどうなのか? 大の男が、三十路も半ばを過ぎて。
千々に悩んだ、は大げさだが百々ぐらいには悩んだ挙句私は、別にそう欲しかったわけではない海苔のトッピングをサービスしてもらうことになった。なんだか負けたような気分になった。何に? いや、すべてに。
私の対応は妥当だったのか、誤っていたのか。妥当でなかったとすれば、どうするべきだったかのか。考え出すと気になっちゃってもう夜しか眠れない。



ちなみにラーメンはごくフツーの味だったので、わざわざリピートするかはビミョー。人気blogランキング