茶太式記憶アカデミー・番外篇

よく、クイズで出題される「紛らわしい二択」の一つに、足利義満が建てたのは、金閣寺銀閣寺』のどっち?」という問題がある。クイズだけでなく、中学入試や高校入試の社会でも頻出、というか基本中の基本問題といっていいだろう。
むろん、答えは金閣寺なわけだが、足利義政の建てた銀閣寺と混同しやすい。私はこれを授業で習った小学6年生のとき、義満と義政のどっちが金閣寺で、どっちが銀閣寺かごっちゃになる、と言っていた友達に、きわめて明快な、私オリジナルの暗記方法を教えたことがあった。
一斗「「金」「満」家が建てた金閣寺って覚えればいいんじゃない?」
友達「……何、『キンマンカ』って?」
そっか、わかんなかったか…。当時の私には、別にそこまで特殊な言葉じゃなかったんだけどなぁ。
「だって、『おぼっちゃまくん』に出てくる『袋小路金満』だって、『金満家』をもじった名前じゃん?」と説明しようかと思ったが、多分ますます混乱しそうだからやめておいた。世間一般の普通の小学6年生のボキャブラリーには、「金満家」って言葉はないもんなんですかね? 私、特殊な子どもだったのかなぁ。
ちなみに、「金閣寺で会話を『ろくおん(鹿苑・録音)』する」「『じしょう(慈照・自称)』銀閣寺の建立者」っていう暗記方法も中学のときに自分で考えてみたが、「金満家」以上に、通常の授業やテストでは使い道がなかった。やれやれ。



クイズでは多少使い道があったけれど。人気blogランキング