マッチョドラゴン桜

ドラマの方が面白かったんで、既刊全9巻をまとめ買いしてきました。
ドラゴン桜(1) (モーニング KC)
いやぁ、一気に読んでしまったですよ。もちろん大筋はドラマで既に観てだいたい把握してるんで、見所は原作とのストーリーの違いと、キャラのキャスティングの妙味ですかな。
原作では特進クラスは矢島(山下智久)と水野(長澤まさみ)の2人だけなんで、広げるために秀才の双子の弟に馬鹿にされている奥野(中尾明慶)、東大生アイドルを目指す麻紀(サエコ)、矢島の彼女・よしの(新垣結衣*1らがドラマオリジナルで登場、と。まぁこの辺は全然アリですね。そうしないと面白くないし。
英語教師の井野(長谷川京子)は全然違うキャラになってます。原作ではもっとツンケンして、桜木(阿部寛)に対してもズバズバものを言うし、クールなところがあるのに、ドラマでは桜木に「奴隷」呼ばわりですよ。ウヒョー、ハセキョーに「奴隷」とか言ってみたーい。
特別講師はいいですね、ドラマではどれもこれも濃ゆい俳優が演じてますけども。国語の芥山(寺田農)、英語の川口(金田明夫)が素晴らしい。原作見てて彼らが出てきたとき思わず笑ったもの、ナイスキャスティングだったから。
しかしいちばんのナイスキャスティングはどうしたって桜木なのですが。これを反町隆史あたりにやられたら説得力はE判定ですよ。「バカとブスこそ東大に行け」ってバカに言われちゃった日にはね。



阿部寛は中央大学理工学部卒。人気blogランキング

*1:事務所がハセキョーと同じレヴィ。バーターなんでしょうね、きっと。