♪魚でいちばん悲しい金魚

先日TVのニュースで、夏祭りの金魚すくいがどうのこうの、みたいな特集コーナーがあり、一匹ン万円もするらんちゅうが紹介されていた。あの、頭に瘤のようなものがあることでおなじみの金魚だ。
私はらんちゅうを見るといつも、かつて佐藤愛子がエッセイの中で、らんちゅうのことを「( 自主規制 )病みのデメ金」と(不気味さ強調しまくりの文脈で)書いていたのを思い出す。いいのかな、これ。さすがに当時でもヤバかったんじゃないかと思うんだけど。
本文は集英社文庫『坊主の花かんざし』坊主の花かんざし 1 (集英社文庫)所収なので、興味のある向きは探してみてはいかがでしょうか。「武田文吾の俳号」などという、メモったところでどうにも使いようのないネタがあって楽しかったりします(そのうち、どこかで出したりして)。




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