『日本人へ 私が伝え残したいこと』

今日、買いました。まだ全部は読んでませんが。
http://www.bunshun.co.jp/mag/special/index.htm
文藝春秋SPECIALはときどき買っているのですが、今回も「昭和史・かかる日本人ありき」(「タイガー・モリ」こと森寅雄、夢野久作の息子・杉山龍丸に関するエッセイが興味深かった)「日本を愛した外国人たち」(フォービアン・バワーズや、レオとベアテのシロタ父子の写真が載っていたのが個人的にツボ)などいくつもの特集記事が載っているのですが、出色だったのは「日本への遺言」。本のタイトルにもなっている「日本人へ私が伝え残したいこと」というテーマについてのエッセイを作家や学者などが執筆していますが、中島義道のは圧巻です。「何も伝え残したいものはない」。さすが(笑)。どういう内容かは、読んでみてお確かめいただきたいのですが、哲学者というのは実に厄介な人種だと思います(笑)。





半藤一利と保阪正康の対談も面白かった。人気blogランキング